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古本屋日誌

2019-02-11 13:17:00

今朝もかなり寒うて曇り空で雨ももうてます。しかし冬なら当たり前の寒さで特段どうということはありません。

今月の「中央公論」は恒例の新書大賞特集でベストは中公新書の「日本軍兵士」、吉田裕となっています。大東亜戦争中の太平洋城の島で悲惨な戦いを強いられた模様が詳細に述べられているという。アメリカは攻略戦中もキャンプには食料や娯楽品が溢れ女と酒が飲めるスナックなどもあったわけだが、われわれの軍隊は砲弾が不足するのは序の口で満足な食料すらない、ために餓死者は続出するは、戦友を殺して食べたりまでしていたことはよく知られています。

著者の吉田はインタビューで昨今の戦争をかっこいいものとする風潮を危惧しているといい悲惨な戦争の真実を知ることが大切だとか言っているがそうですかね?そんなものは知ったところで必要なら戦争はしますけどね。現に北朝鮮は核武装を十分にしていつでもアメリカを叩く戦争をできたからこそ譲歩を引き出し得ました。

確かに豊富な装備と武器弾薬を揃えオンナをはべらしながら攻めてきて戦友を殺していく米軍には温厚な人間でも殺意を抱いたでしょう。白井聡の「国体論」は戦前の天皇に変わってアメリカはが国体となり侵すべからざるものとして君臨していると述べた評判の新書で今回のランキングにも入っています。

でもまあアメリカ憎しは死んだ人間の思うことであってこれほどアメリカの恩恵を誰も彼もこうむっている現在の日本ではその主張はリアルではありません。

天牛堺書店はいろいろな話を聞きます。ここの取次は大阪屋でしたが、去年ここが経営の刷新に乗り出して「増資」したのではないか?だのに破綻したのは不思議だとか古本屋に16億円からの金を貸す銀行があるのは不思議だとか、直前まで古書組合の市でいつも通り大量の本をこうていたとか、外人がたくさん乗り降りする天下茶屋に関しては古本屋をやめさせたい圧力はあっただろうとかいろいろ聞きました。

天下茶屋は物販ではなく薬局や飲み屋にしたいさる筋の圧力は間違いなくあったと思いますけど、それなら天下茶屋だけ閉めさせればいいわけでなにも全店を破産さす必要はない気がします。 天牛堺の経営者側にやる気が失せたという要因があるように思います。