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古本屋日誌

2019-01-30 00:18:00
月曜日に飛び込んできた天牛堺書店の破産は本当に衝撃的だった。
堺筋本町駅に隣接する船場センタービルの3号館の一階に船場店があって、ここは古本だけを置いている店舗とサラ本と古本を合体した店舗に分かれていた。
古本専門の店はプレミア写真集、徳川時代の大阪の地図、大阪本、落語の本、戦前の文学書、図録、マンガのセットに加えて4日ごとに一新する均一本の台があって、サラ本と合体した店舗には雑誌、話題の本、フランス書院文庫、その他の文庫本などが新刊で並んでいるのに加えてサンリオSF文庫、平凡社ライブラリー、ちくま学術文庫、講談社学術文庫の古本コーナー、文庫、新書、マンガの均一台があった。
ここで例えば木山捷平の旺文社文庫「耳学問、尋三の春」岩波文庫の「常山紀談」なんかをそれぞれ250円でこうて地下二階に降りてエレベータのすぐ近くにある蕎麦屋「かなん」でカレーそばを食べる。そば粉の味がしっかりしている肉カレーで、おにぎりを頼んだらうまいだし巻きも付いてきて言うことなし。
もっと腹が北山の時は少し通路を二号館のほうに歩くと有名なシュウマイの「一芳亭」があってたっぷりの酢豚にごはん、シュウマイ、スープのついた定食を食べればよかった。さらにその横のサテンは地下通路にテーブルと椅子が置いてある席があって、2時から5時まではサービスタイムでコーヒが170円で楽しめるし、コーヒーゼリーにアイスクリームの乗ったやつが250円で食べられて、今こうてきた木山捷平をじっくり読みながらくつろげる。
先週の金曜日に船場店に出向いて忙しそうな店員さんに「前はこのお店の中で本の値付けをしてましたよね?」「そうなんですわ、でもね、この頃は本部のある古本センターで全店舗み回す古本の値付けをしてしまうので、船場店では送っきた本を並べるだけになってるんですわ」「まあその方が気楽ゆうたら気楽ですよね」というやりとりをした。