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古本屋日誌

2019-01-16 13:09:00

今朝は割と冷え込んでいました、昨日氷雨で本当に久しぶりに底冷えするのを感じてぞわぞわしましたが雨上がりにしては寒さは大したことなく、日も差してきているので日向ではぬくい。

先月朝日新聞のオピニオン欄に2025年の大阪万博に関して3人の論者が甲論乙駁する企画が載っていました。万博会場となる夢洲は初めは企業誘致を当て込んで巨額の税金で作られたものだったがバブル崩壊で失敗するや今度は性懲りも無くオリンピック誘致だと騒ぎ立てこれも最下位でしくじり、あげくカジノだとなり、今回万博開催が決まったいわくつきの土地ですね。

井上章一は万博の歴史は実は近代オリンピックより古いにもかかわらず、オリンピックの知名度に比べて万博は知られていないことを嘆き、あれこれ展示するにしても取り立てて万博まで行って見ないといけないものがないからではないかと言う。確かに近未来のロボット技術や文房具とかになれば幕張メッセなどで開催される展示会やショーセレモニーの方がずっと多彩だし、気合も入っている。しかし例えば食に関しては実際に食べて見ないとわからないから、万博で多彩な世界の食生活を展示して実際に味わえることになれば、集客もできるし、博覧会終了後も残しておけば常時客を集める名物スポットになるのではないかと書いている。

「全196カ国、おうちで作れる世界のレシピ」という本山尚義の本が出ていて、何と196カ国の料理が一つずつ紹介してあって、真偽のほどはわからないもののそれらしき味のものが作れる本でまことに便利です。お客さんから尋ねられることも多くて人気のレシピ本ですから、確かに井上章一の言うようにワールドワイドな食への需要はあるんだろうけど、パビリオンまで作るだけの需要とは思えない。客の好みはやはり中華とかフランスとか和食とかごく普通の繁華街で美味しく食べられる料理に集中して、それ以外のあまり馴染みのない料理は閑古鳥が鳴くのではなかろうか。

しかし大阪の大衆はお上に対しては甘いよね、あれだけ税金の無駄遣いされて特に怒ることもないんだから不思議だ。