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古本屋日誌

2019-01-07 11:59:00

今朝は晴れていて冷え込みがきつかった。郵便局にお客さんの注文をお願いしに出向き、来月から送料の値上げが決まっていました、これを機に送料を値上げするしかないなと思っています。先日ゆうパックでお送りしたところ、10日くらい経って郵便局からお電話をいただき「お客さんの出したゆうパックですが、不在票を入れたんですが期限内にご返事がいただけなくて今保管してますがどないしましょ?」とのことでした。

これまでもゆうパックでお客さんが受け取らなかったことは少しあって、いずれも何も連絡はないまま返送されてきてましたから、今回は初めてのケースでしたが、これは送った品物が全30巻くらいはあるセットものでこれをまた送り返すのは大変だからという事情があったためでしょう。郵便局にはこちらから「もっぺん不在票を入れたもうてとりあえず1週間様子見てもらえますか?それであかなんだら連絡もらえますか?」とお願いして了承してもらい、その後無事受け取ってもらえました。お客さんも何か急な用事で留守にせざるをえないことはあるでしょうから、こういうことは仕方ありません。

福本伸行の「1日外出券ハンチョウ」の4巻が発売となり、期待せずに読んで見たらこれが非常に面白い。3巻目は大阪や名古屋の不思議を探るというネタであったが、くだらない思いつきを未整理のまま書きなぐっただけでがっかりしていました。ところがこの巻は原作の萩原天晴が気合を入れたせいか、たとえが面白い上に、日常のちょっとしたことにまつわる話を敷衍してうまいことまとめていて感心した。

うまい飲食店の後継問題を取り上げ、社会人時代にかよていた天丼やに地の獄から1日外出券で訪れたら娘が婿をとって店を切り盛りしていて、幸いなことに味は昔のままで胸を撫で下ろした。しかしふと棚の置物を見ると昔は親父の趣味で大きな王将のコマの彫像がでんと据えられていたが、今はその王将に可愛らしいクマのぬいぐるみがマウンティングしていて、王将は息も絶え絶えだし、天丼を食べた後に後味を帳消しにしてしまうチーズケーキが出てきて、ハンチョウは沈黙してしまう。

てなぐあいだがまた比喩が楽しくて、行列ができる親子丼専門店がメニューに「ふわとろ玉子丼」と「ふわとろ」を冠していたり、オーダーの時「玉子丼くれ」と言ったら店主が「ふわとろ玉子丼ですね」とわざわざ言い直したりして、どんどん失望の予感が高まることを走り高跳びにたとえて巨大なハードルが目の前に立ちふさがっている絵で示す。以前「SPA」の「ダメンズウォーカー」で倉田真由美がやってたようなもんだがなかなか面白い。

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