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古本屋日誌

2018-11-27 11:51:00

今朝は薄曇りだがな冬に似つかわしくないほど穏やかな気温で寒くもないし、暑くもなく誠にご同慶の至りです。ただこのまま暖冬が続くとおだいや白菜、水菜といった旬の野菜が高騰するやもしれません。雄猫は雌猫に頭の後ろを引っかかれて毛が抜けてしまい直径ニミリ程度のハゲができていて、毛が抜けたあとは赤い血がにじんでいて痛々しい。そっとしときゃあええものをむず痒いのか、爪を立ててかいたりするものだから、また治りが遅くなりそうで心配です。

昨日は嫁と京阪の祇園四条からカレーうどんの「おかる」「カカオマーケット」、知恩院、高台寺と回りました。三連休明けにもかかわらず観光バスも多くて、引きも切らぬお客さんの入りで各寺院は笑いが止まらないでしょう。このところ女も男も着物や和服を着ての観光が非常に増えていて、隔世の感があります。着物のレンタルショップが増えたことが一因でしょうが、手織りではなくカラフルな柄をプリントしただけの着物が目立ちます、まあそれはそれで結構なものですが、ああいうカラフルな柄は以前は見られなかった。知恩院は国宝の山門から女坂から鶯張りの廊下、庭園、千姫の墓というルートで参拝しましたが、取り立てて心が揺さぶられるようなものでもなく、こんな程度のものにたくさんの人を集める力があることは実に不思議です。でもまあ四条河原町などの繁華街が近くにあるのでそれとのセットであれもこれもとおまけで楽しんでいるのではないでしょうか。

だいたい神社仏閣のねきには遊郭やその類の遊興設備が必ずあります。神信心を口実にして実はここで遊ぼうというのが本音だと思います。でもまあ京都に観光に来る人たちはかなり本気で神社仏閣巡りを楽しんでいるようにも見えて、その意味では歴史上類を見ない変態の集団だと言えますね。確かに京都の繁華街にも五条楽園のような風俗街はあるにはあるがそれも風前の灯火で、客はこういうところを目指しているわけではない。

しかし1980年代の京都にはまだまだいかがわしさがいくらでもあって、ノーパン喫茶の濫觴が京都だったことは有名だし、私が最も不思議だったのは四条木屋町から三条木屋町までの高瀬川に面した北行きの道でおびただしい風俗店が並び、これまたこれでもかこれでもかと客引きが行われていたことです。あのいかがわしい京都はどこへ行ったんでしょうね。