Welcome

古本屋日誌

2018-11-18 10:29:00

今朝もええ天気で、猫は家の外周をうろちょろしては不安になって帰って来て、また出かけて行きます。横の溝で何をしているかといえばコンクリートの打ちっぱなしの地べたにゴロゴロ転がってるだけなんです。

京阪電車は1980年に守口から萱島までの高架線ができたんですが、高架のホームから下に降りる階段には外側に120センチ程度のタイルが各駅に積んであって、その色がそれぞれ違います。黄土色、赤、白、グレー、緑、朱色となっています。今や高架工事から40年近くをけみして、それなりに味が出てくる年代なんですが、圧倒的に緑のタイルが照り輝いています。さてそれはどこの駅かおわかりでしょうか?

「不死身の特攻兵」で名を上げた鴻上尚史には日本人のマナーを論じたエッセイがあってフランス人の留学生が山手線にカバンを忘れたが、行ってみたら盗られずに残っていた一方で、優先座席に座っている若者が目の前に年寄りが来ても全然先を譲らない光景も目撃して、日本人はマナーがいいのか、悪いのかわからないという。その質問に答えています。

日本人は関心のない人と自分の身近な関心のある人を区別して前者に属するものには無関心だという。置き忘れられているカバンも目の前に立った年寄りもともに興味の埒外だからそのままになったと鴻上はいう。

もちろんそんなことはない。鴻上もわからんことを言うものだな。別に日本人であろうが、フランス人であろうが、関心のないものを鋭く区別して無関心になったりはしない。先日も帝塚山のお客さんの自宅に伺うことがあり住所はもちろん聞いてるのだが、生来の方向音痴でさて近くまで行ってるのだがようわからない。

「高山さん」という御宅なので、表札を見たいが、道行く人にジロジロ見られて「あんたなにしてはんねや?」と聞かれるのは嫌だ。もうええ年こいて「すんまへん、お客さんの家がわからんようになってしもて、弱ってまんねん」とか頭をかいてゆうのが、こっぱずかしい。それで表札を見るとも見ないともで歩いてたらもちろん「あんた、何してまんねや?なんぞ落としましたんか?」ゆわれて、「あのー高山さんゆう御宅を探してますねやが」という羽目になり「さあなあ、知らんなあ、すまんけど」で終わりになりました。