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古本屋日誌
今朝もよう晴れていて猫も外にでたがりますが、近所の空き地の草刈りが行われるため、トラックが行き来し、驚いてすぐ戻ってきました。
「相棒 9」の再放送が昼間例によってあり8話は派遣切りで世間から見捨てられて自滅してしまう男の話で、現在放送中のVOL17とは打って変わりシリアスな社会派ものでした。男はイベント会社をクビになり紹介された建設会社に行くがここも1ヶ月で切られる、結婚を約束した女にも「正社員になるゆうてたやないの」とすげなく別れを告げられる。生活保護の申請に行くも申請すら認められない、トランクルームに寝泊まりして管理人に見つかって追い出される、名義貸しなどであぶく銭を稼ぐが続かない、果てはスーパーなどの試食をチェックして店から店にはるばる歩いて行き飢えをしのぐが顔を覚えられて嫌味を言われて行けなくなってしまう、などの果てに自らナイフで体を傷つけ、あたかも襲われたかのように装ってビルの屋上から身を躍らせて自滅した。
2003年ごろは年間の自殺者も3万人をはるかに上回り、その大きな原因は仕事がない、資金繰りに行き詰まったことでした。その中にこういう追い詰められた要領の悪い人がたくさんいたことは間違いなく、ラストで杉下右京は「どちらかが真剣に声を上げていたらこういうことにはならなかった」とまとめていたが、それができないのが要領の悪い人です。生活保護の申請に行って、申請出来ずに追い返されたら、これは不当なことなんだから、ちゃんと暴れないといけません。正社員にすると約束しながら、反故にしてクビにするような経営者には徹底的にその非を問わないといけない、でも要領の悪い人はようしませんよね。
いっそヴォネガットの「モンキーハウスへようこそ」のような要領のいい人間を規制してみんなが平等にバカになるよう強制される社会の方がいいのかもとの思いますね。