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古本屋日誌

2018-11-12 12:06:00

今朝は予報通りの曇り空で空だけは、冬のスタイルですが、気温は高く11月の感じはありません。

ドラマの「コンフィデンスマン」に出ていた小手伸也が今放送中の「SUIT」にも敏腕弁護士役で織田裕二と事あるごとにいがみ合う存在感のある役を演じていて素晴らしい。コンフィデンスマンでは医者になりすまして病院長を重病であるかのように言いくるめて騙して3億取って手術をするというのがあって、小手伸也はあの体でドクター役となり、手術中に血を見て気を失い患者の血管を傷つけてパニックを引き起こす。これはこれで良かったがやはり長澤まさみが医師免許もあらばこそ「私失敗しない気がする」とか「大事なのは医師免許なんかじゃなくてスキルよ」とか叫んでどんどん切っていくところが面白かった。ただ「スキルよ」は当たり前すぎてトーンダウンしてしまうから、もっと笑わして欲しかった。

先日京都のある出版社にお邪魔してお話を伺うことがあり、この会社は京大の文学部や経済学部の先生の著書や学部の紀要を始め、かつて時代を風靡した学者の著作集や全集を出していて、従って大学の先生との取引も活発なために古本を引き取ってくれとの依頼もいくらもあるという。こういう先生は単行本の単著をきちんと出したい意欲が高いので、ご自身がお持ちのそういう硬い本はしっかり値付けしてこうて欲しいというものの、岩波文庫や講談社学術文庫、ちくま文庫やらは「雑書」扱いで、「かめへんさかい、全部もっていんでや」とタダで分けてくれるという。

なるほどこれはこれで立派な見識ですね、そういうプライドなしにいい業績なんか生まれるわけがない。