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古本屋日誌

2018-11-06 13:39:00

夜前はかなりの雨で今朝は上がったものの水たまりもずいしょにあり、空気が湿っぽく、ジメジメしています。

プレイガイドジャーナルの1971年と翌年の号がまとまって入荷しました。事務所が谷町6丁目にあったときのものですが、イベントの情報をまとめて売るなどというのは世間で一般的ではなく、日時や連絡先の電話番号の誤記が頻繁に発生しています。編集後記のよれば一番最後のけたの番号を間違えて記載してしまいためにクリーニング屋にライブの問い合わせの電話がしばしばかかってしまう事態となり、抗議を受けて編集部が電話でお詫びしたが「全然取り合ってもらえなかった」とある。まあこの手の雑誌はパイオニアだから世間の認知度も当然無いに等しく「何をいちびっとんのじゃ」となったのでしょうが、今となっては微笑ましい。

映画館の上映のネタは初めは大して載っていませんでした。編集部が話題性があったら芸術性のあるいい作品を上映しているところにしぼるという方針だったからで、例の一乗寺にあった「京一会館」も初めは載ってませんでした。ここは長谷川伸の股旅物特集として「関の弥太っぺ」や「一本刀土俵入り」とかをやっていて、私がよく見に出かけたのは1980年代の初頭だがすでに椅子がかなりのバラバラにされていて、立って見てる人もいる。冬の京都は底冷えで隙間風も容赦なく吹き込んでいる中で震えているとおっさんたちがバラしてある椅子を積み上げてこんもりさせてライターで紙に火をつけて焚き火を始めて暖を取り出しました。これはいくら何でも消防法とかに違反しているやろし、パチパチやかましいので制止されるやろなあと見ていても一向に係員が飛んでくる気配もなく静かに映像は進んでいきました。