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古本屋日誌
先日京都大学に行く機会があり、恐れていた通り瀰漫するバカの濃厚な気配にギクリとしました。
そもそもこの大学は教育機関ではないので、学生は野放しで、勉強しようが、蒸発しようが、逮捕されようが基本的には学生の自主性に任せるわけだ。もうその段階で大半の学生は堕落してしまう危険性に満ちているのに加えて、時計台の前には朝の8時からやっている食堂があり、早稲田大学と共同で開発したとかいう「京都ビール」たらいう非常にうまい地ビールが早朝から飲めてしまう。これでは学生にアル中になれと勧めているようなもので、二十歳やそこらの体力がありあまっている身空でこれはキツかろう。飲めば飲むほど気分が良くなるんだから、勉強したい欲求など雲散霧消してしまう。本部構内地下にある生協の食堂でご飯をいただいたがここにもバカの濃厚な気配があり、地下に降りるスロープが真ん中に黄色いロープを張って行きと帰りに分けてあり、しかも「ここから後7分」だの「ここからは後1分、食堂まで」とか掲示がある。だいたいこの食堂は材料を搬入するトラックが地下に出入りするため、スロープは幅が10メートルは優にあり、ロープを張って分ける必要など全くないし、いわんや後何分などという表示は世間ひろしといえどここにしかないまさしくバカの特徴である過剰、やりすぎそのものだ。「食堂まで」ていらんだろう、一体どこに行くつもりなんだ。
食堂は自分でお盆を手にして好みの料理を並んでとって行く方式だが、このお盆にもバカの気配が溢れ出していて気持ちが悪くなる。お盆の表に「博士の就職を案内する説明会」なる宣伝が大きく印刷してあり、各企業が博士就職の担当者も置いて相談にのるから参加してね〜という内容だ。役に立たない博士を量産しても何の意味があるのかようわからんな。自分の専攻するジャンルでどの程度飯が食える人間がいるのかぐらい大人やったらわかりそうなもんなんだから、さっさと見切りをつけるべきなんだが、この大学はバカを甘やかす学風が顕著なのでついズルズル時を過ごしてしまうわけだ。