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古本屋日誌

2018-10-30 17:06:00

今朝は昨日の晩の激しい雨も上がり爽快な天気です。

集英社文庫からさくらももこの「ひとりずもう」が出ています。清水で過ごした中学から高校を経て「リボン」でデビューするまでの自伝風のマンガです。ある日自転車で家の前を通りかかった男の子に一目惚れしてその子のことばかり考えたり、生理が来てほしくないとうつ伏せに寝て神様にお願いしたりとたわいないビルドウィングロマンスのようなところもあるのだが、底流にはしっかりした頑固さが隠れているのがこの作品の魅力だ。高校では物理部に入るのだが、夏休みの部活には一切参加せず、たまに9月に部員と顔を合わせた時はあからさまに重苦しい雰囲気が流れて重苦しい時間が過ぎていくのだが、帰宅途中でさくらももこは「まあ休み中登校などせずにノンビリ過ごせることを思ったら、あの程度のしんどさは大したことないな」と言ってのける。このテコでも動かない揺るぎない自信のようなものが彼女の原点なんだろう。