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古本屋日誌

2018-10-14 08:29:00

今朝はさほど寒うはなく、一番過ごしやすい季節になりました。

人気のエッセイスト須賀敦子は西宮で育ち、幼い頃から本ばかり読む子どもだったが、母から「おまえは本に読まれている、主体性がないからあんまり読むな。本よりもっと勉強しなさい」と言われたと記す。実は母親は本好きなんだが祖母から読むなと言われたのでその目を気にして仕方なく娘にも同じしつけをしていたことがのちに判明する。その祖母は大阪の人間で「実用的な理由」から本を読むのを嫌がり「女はな本なんぞ読んどったらあかんようになってまう」といい敦子が寝床で本を読んでいたら、黙って電気のスイッチを切ってしまう、電気代がもったいないということだろう。この後敦子は東京に宿替えするのだが、故郷の西宮のように近所に遊びに行ける森はないし、学校では大阪弁だからと友達や教師からもいじめられていたという。