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古本屋日誌

2018-08-23 00:50:00

台風の接近で、JRは明日は間引き運転をするそうで過剰な反応がお好きですな。

大阪の古本屋で天牛書店は本店は自社ビルでテナントも入れていて、なかなか繁盛してると見受けられる、他には天牛堺書店も10カ所以上の販売拠点をかかえ、一時は難波に進出して羽振りが良いように見受けられる。しかしそれ以外の古本屋は財をなしているとはちょっと言いにくいような店構えで、やはり古本屋稼業はもうかりません。まあ別に儲からなくても構わんのですが、お客さんと話していて違和感を覚えることがあります。それは「俺の本を安う買い叩いてもうけてるやろ」というもので、正面切ってゆう人もいますし、それを言いたそうな雰囲気が充満している人も数知れません。

本はもともと安いものです。新刊でも2000円も出せばいいのがいくらでも手に入るし、いったんこうたら何回でも読めるし古本屋に売って資金を回収することもできる。歴史的に見ても昭和戦前の本は今で言えば4000円くらいは平気でしていたし、例えば藤澤桓夫の「大阪の話」など箱に入り、カバーもしっとりと輝いているわけです。それ以降本の値段はどんどん低下しいまやほとんどは2000円も出したら余裕で入手できます。車やらパソコンやらスマホに比べてこれほど安いものはない。それにもかかわらず、高い買い物をしているようなことをいうひとが多いのは、まあ活字に対して価値の置き方が異常に低いということだろう。

まあ普通の人は基本的に本は読まないから、役に立たないものに金は出さない。しかし一応学習院大の文学部の教授である中条省平なんか、それなりの金は大学からもうているであろうに小林まことの長谷川伸シリーズを読みたなって、古本屋に注文したらバカ高い金を取られたと書いているのは実に深い違和感があるな。そんなその辺の大衆みたいなことは言わないでほしいもんだ。