Welcome

古本屋日誌

2018-08-05 12:36:00

昨日の晩は珍しく風がなくしかも気温も高めで寝苦しかったなあ。西風が入らないとがっかりする。メス猫は暑さが好きだがこのところへばり気味で一階の廊下に身体を投げ出して寝てます。

大阪の郷土雑誌「大阪春秋」の171号を買いました。発行が1カ月くらい遅れていて、私がこの雑誌を買い始めた1995年以降では記憶にない事態だっだので、発行が危ぶまれる事態になっているのかとも思いましたが、なんでももともとは川口居留地の特集を組む段取りで、中之島図書館で川口居留地の写真展をしていた団体とコラボして行くつもりだったが、その団体がデタラメで到底協力していくわけにはいかないとなり、急遽別の特集を組む必要が生まれたからだという。

まあ確かに郷土史の本というのはくだらないもののオンパレードで、ほとんどがゴミだと思います。その中で読むに堪えるものを編集していくのは至難の技なんだが、まあそういう意味ではこの雑誌はゴミも多いがちゃんとした話もかなり載っていてつまりは玉石混淆で面白い。今号でも観心寺に楠木正成の墓ができた年代を江戸時代の半ば以降と論証して、これはこれで興味深い。京都は祇王寺だとか嵯峨野の竹矢来のライトアップとか高台寺とか何かと名所旧蹟を作り上げて観光に役立てるのが習い性となっている町だが、大阪にもその萌芽はあったことがわかった。でもまあ七生報国の正成ではこのご時世大衆ウケは難しかろうから、もっと勉強せなあきませんな。