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古本屋日誌

2018-07-08 12:03:00
昨日は朝は雨もひと段落でした。
以前伊勢神宮に参拝した時にサテンのおばさんがここは天災ものうてええ場所なんよ、戦争の時にB29が焼夷弾を内宮めがけて落とした時もそれて焼けなかったゆうてました。でもまあ伊勢湾台風もありましたからね。私の近所でも「門真くらい住みよいところはないよねー」と自慢する人も多いんですが、途端に変な殺人事件が起こったりしました。
伊勢神宮については井上章一の「伊勢神宮」があります。神明造なる伊勢神宮の様式は日本古来のものではなくインドネシアや中国南部、シベリアなどにもよくある建築様式だし、式年遷宮にしてもそのまま忠実に再現しているわけではなく、時代の流行の影響を受けて仏教伽藍的な要素があれこれ取り入れられている。そもそも式年遷宮からして日本的では全然なく全国で何十年に一回建て替える行事があるのはここぐらいで、他はとうの昔に廃れている、日本的なのはむしろかつての平等院のように色あせたら色あせたまま、塗料がはげ落ちてきたらそのままにするスタイルである。などという非常に刺激的な論考です。
まあ私も日本人の主食はお米だから、支配者も南からきた連中なのかなと思うし、伊勢神宮の建築様式が南方に普通に見られる高床倉庫風なのもそのせいなんだろうなあとは思います。遷宮もインドネシアなんかでは高温多湿だから木造建築は20年もたたんうちにそれこそ朽ち果てるだろうからあたらしく立てるんやろうなと思っています。