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古本屋日誌

2018-07-04 00:35:00

昨日も暑うてそれでも郵便局にお客さんからの注文をお願いしに行く時には猫は頑張って外出していました。以前ちょっと冒険して散歩さしてみょかと思い肩に雄猫を抱き上げて近所を歩いていたら待ってましたとばかりにラブラドールの真っ黒なのが向こうから近づいてきてわんわん吠えるわけです。雄猫はパニックになって逃げようともがき、私は私でなんとかなだめようともがきで、結局首筋をガブリと噛まれてそのまま猫はどこやらかへ逃げてしまいました。

お客さんのところに買取に伺ってかなりたくさん本があり、またそのジャンルが私の余り得意ではないのが混じっていたら電話で知り合いに聞いたり、お客さんに「ここら辺はちょっと今日は不勉強でようわかりませんのでとりあえずお預かりして後日お振込するなり、ご持参するなりしたいんですが、よろしいですかね?」てな感じでやります。
ところが、先日のお客さんは電話では「普通の歴史の本が500冊くらいあるから持って帰ってくれ」とおっしゃるのでおおきにとお伺いしたら、本棚に並んでいるのは中国の古代の文字の研究書ばかりでした。お聞きしたら天気を予想する文字を研究されているとのことで、その手の専門書が並んでいで、お客さんとしては定価が15000円とかしてるからいくらなんでも1万円くらいで買い取ってもらえるだろうとお思いでした。この辺はお伝えするのが難しいのですが、要するにそのような細かい専門書は買い手がなかなかつかないので私は相当安く売るつもりでいます、売値が1000円くらいにしょうともう決めてますので、お客さんには「この他に何か文庫本とか教養書の類はないですかね?」とお聞きして岩波文庫の「英雄崇拝論」「衣服哲学」「雑兵物語」講談社学術文庫の「昭和の精神史」やら「増鏡」「続日本紀」徳富蘇峰の「西南の役」や単行本の「偶然と必然」ピンカーの「人間の本性を考える」フロムの「自由からの逃走」などを見つけ出して口説き落としてこれらをお売り頂いてそれなりの金額にしてお渡ししています。

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