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古本屋日誌

2018-06-05 12:43:00

今朝も過ごしやすうてよかったんですが、次第に蒸し暑なってきました。9つになるメス猫が大あくびしてるのを見てたら向かって左上の犬歯というか牙が抜けてるのがわかりました。そういう年齢なのか、以前嫁が実家でこうてた猫もしばらくうちカリカリを食べにくそうにしていたので医者に見せたら歯がグラグラしてるとの診断で抜いてもうたら、調子よう食べれるようになり20過ぎても元気だったそうなので、吉兆とみる。

先日お客さんから再び糸井重里の対談集「話せばわかるか」(角川文庫)をお譲り頂きました。今回は少し焼けはありますが、カバーもきれいだし、黄色いカバーにぴったりのブラック帯が付いています。糸井と14人の論客との丁々発止ですが、やはり白眉は村上春樹とのもので、村上は今はヤクルトファンなんだがそれは今住んでるところに近い球団だからで、元々は芦屋に住んでいたからタイガースファンで村山、小山、バッキーの名前をあげる。宿替えも好きですでに9回やっているがその度に新しく来た今の家が好きになるんだ、女も別れてまた別のに出逢うたらそっちがよかったと思うんだそうで、執着がないようでいて、そういうスタイルにこだわっているようにも思えた。学費値上げ阻止をきっかけに始まった早稲田大学の紛争には同情的だったが「大学解体!」を唱えていたのに、バリケードから出て来た友人が「田舎のお袋が心配しているから」という理由で運動から離れていったのには違和感を感じもう距離を置こうと思ったという。

確かに何事にもこだわるタイプの村上からしたら理屈で話を進めず、浪花節のようなおかしな演歌の理屈を持ち出してくるゲバ学生に違和感を覚えたのは無理からぬところだが、実は対談をしている糸井重里は法政大で積極的に運動に加わり、佐世保の米空母エンタープライズ寄港阻止闘争に参加していることは有名な話だ。さてこの村上春樹の発言に糸井重里がどう答えたのか!

それはぜひ読んでくださいね。