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古本屋日誌

2018-05-30 13:20:00

今朝は雨でかなり激しく猫も出ようとはしません。しかし昨日の晩帰宅した10時過ぎに雄猫が戸を開けた隙間から脱走して道を隔てたお隣の家に逃げてしまいました。あたりはもちろん真っ暗ですし、猫も真っ黒ですから弱りましたが、近所の黒猫「クロー」がうまい具合に庭にいたようでうちの猫を追い立ててくれましたから、すぐに尻尾をふくらまして戻ってきました。ありがたやー

先日山松ゆうきちの「インドへ馬鹿がやってきた」を入手しました。山松は貸本時代からの漫画家で「くそばばの詩」とか「2年D組」などのあくの強い人物を描いた面白い作品があります。今度のはエッセー風の作品で56になる山松がインドにはまだ漫画がないと聞くから日本の漫画を持ち込んだら人口も多いしかならずブレイクするだろうと考えて自分の作品はもとより友人の平田弘史や臣新蔵やらに協力を求めて例の「血だるま剣法」などを売り込もうとするわけです。確かにインドは現在もカースト制度が厳しくその点部落差別を扱った「血だるま剣法」は受け入れてもらえると考えたようです。山松はインタビューで「インドに行ったら人生観が変わるとかいう人がいるけど、そんなバカなことはない。インドの人だった水洗トイレがあれば使うに決まってる」という。確かにそうだよなあ、便利なものは便利だよなあ。朝日新聞に載ってるインドの田舎のルポにトイレが自宅には作ってなくて(不潔だということのようだ)催してきたら家から1キロ近く離れたトイレまで行かないといけないというのがあっていくらなんでもそりゃあ不便だろうと思いました。

近代化のパワーは全てのものを押し流すものだとは思うが今のインドで通用するのか、なかぬか興味深い本です。