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古本屋日誌
2018-05-15 13:05:00
今朝は過ごしやすかったが、次第に気温は上がり汗ばむ陽気となり少し動くと汗が出ますな。
古本屋のお客さんにはお医者も当然ながらおられてわたしもよくご注文いただきますが、「織田作のやつな、大阪の顔て、どっか全集に入ってたやろ、新しい方のを揃えてくれ」という感じで、講談社の全集ではなくてその後に出た少し増補したやつが欲しいという。わたしは講談社の全8巻のは手持ちがありましたし、「大阪の顔」はそこに入ってますので、先生を折伏しょうかと少しかんがえましたが、織田作好みなんだから懐古趣味には興味をお持ちだろうと考えて「承知しました、ついでに岩波文庫の文楽の話と桂米朝の全44巻あるグリーンのテープの全集とか大谷晃一の織田作の伝記とかその妹さんなんかの足取りをひつこく追ったルポとかこの辺もみつくろってお待ちしてもよろしいですか?」と尋ねて気前よくご了解いただきます。私は個人的には全集を買うのは場所をとるし、そもそも偉大な作家といえどもくだらない作品の方が多いことは明らかでそういうものまでため込むのは愚かしいことだと思うのですが、お客さんのご要望とあらば八方手を尽くして新しい全集も見つけてお届けしました。先生のご自宅に伺ってふと本棚を見るとちくま文庫の「私、プロレスの味方です」の初版の帯付きのがありますので、私はこの本がとても気に入っていますので初版は持っているのですが、帯付きのは今まで見たこともないので「先生、この本もらえませんかな?ものすごく欲しいんです、次に何か先生には特別に便宜を図りますから」とひつこくねだっていただいてしまいました。