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古本屋日誌
今朝は暑い⁉️5月でこれでは先が思いやられる。このところ夜更かししてしまい寝る時間が遅くなりがちです。帰宅してすぐに食事にせず、ウィスキーを飲んだり、ビールを飲んだりしてしまうのでそれだけでもう1時間はつこてしもてて、それから食事に1時間、その後お茶を飲んだり、録画した番組を見たり、風呂に入ったりしてもう1時間くらいは経っていて、風呂に入ったら入ったでのどが渇いたとごくごく水を飲んだり、歯を磨いたり、猫のふんしの世話をしたりでまた小一時間使いでそうなるとあんまり眠たく無くなってます。
先日お客さんから糸井重里の文庫本をまとめてお譲り頂きました。ちくま文庫の「完本情熱のペンギンごはん」「私は嘘が嫌いだ」文藝春秋の「萬流コピー教室」角川文庫の「話せばわかるか」などでした。糸井重里は法政大学の時に佐世保のエンタープライズ寄港阻止闘争に参加していたことからして一応左翼の流れは受けているのだろうが全然硬直化していない。「長嶋茂雄なんかいなかった」「おいしい生活」「想像力と数百円」などの面白いコピーを生み出し一世を風靡しました。コピーライターという仕事はずっと前から、昭和30年代からずっとあって詩人の工藤直子も大分から上京してずっとやってました。でもまあ工藤直子の時代は黒子のような扱いでさほど表舞台に登場することはなかったのだが、大量宣伝大量消費の中で時代の寵児となりました。糸井はエッセーの中でベストセラーを作る構造を批判してとにかくこの作品は売れていると宣伝しまくって内容と関係なく売れているという既成事実を作り、時間に余裕のない大衆が売れている本を買うと述べています。
まあそれはそうだが大衆は適当に気軽に読める作品も求めているわけだし、誰もがまともな判断能力を持っているわけでもないから手引きも必要だからこれが売れてますよと示してやるのは立派な仕事だ。鶴見のゆう大衆芸術なわけで取り立てて問題はないし、さらにレベルの違うものは別段取り上げるまでもなく現れるから心配してもらう必要などない。
山下清の「日本ぶらりぶらり」昭和33年の初版もお譲り頂きました。式場隆三郎の解説がついている上にたくさんのカラーグラビアやモノクロの絵が付いていて珍しい上に、保存状態もよくびっくりしました。山下は初めに鹿児島に式場といった話を書いていて鹿児島の子供がパンツも履かないしふんどしも身につけないで出歩いているのを見てうらやましいなあ、なん歳くらいまでならパンツなしでかまわないんだろうかなどと悩んでいる。鹿児島はそういう習慣があったのかな。まあ大阪の住吉でも昭和の40年代は上半身裸のおっさんはたくさんいたけど、さすがに子供が走れメロスの状態はなかったなあ。