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古本屋日誌
2018-05-09 12:19:00
今朝はかなり肌寒くて起きてすぐに上着を羽織りました。それでも雄猫は元気に外に出て雨に濡れたイネ科の植物をむしゃむしゃ食べて盛大に戻しています。
講談社現代新書を先日かなりまとまってお譲り頂きました。「須弥山と極楽」はロングセラーで仏教の世界観を図や表でわかりやすく説明したもので途方も無い雄大な時間の流れを感じることができていながらにして高い山の頂きに登り遥か彼方を見下ろしている気分になれます。これと似た非常にオリジナリティに優れた新書にひろさちやの「死後の世界の観光案内」があります。「道徳を基礎づける」も評判の本で孟子の例の井戸に落ちこもうとしている赤子をみたら惻隠の情を呼び起こしてみな助けたくなるであろうを手掛かりに道徳の基本を考えていく本で人気がありなぜか講談社学術文庫から復刊、やはり文庫の形で出した方が客受けしてよく売れるのでしょう。「季節性うつ病」はようお客さんからないか?と訊ねられる本で現代新書は精神の領域に切り込むおい本がたくさんあります。「稟議と根回し」も人気のある本で日本的な合意形成の理屈をわかりやすく解説した本です。「日本古代の国家形成」も三王朝交代説を唱えたもので昔はよく売れていました。そして西部邁の「核武装論」は彼が自殺してから人気が高まっていてかなり高値が付いています。ただまあ核武装などして、アメリカに頼らず自国の方針は自分で決めたいというのも威勢はいいんだが考えものです。
逆にわけのわからない本では「失われた文明」ですね、これもよく売れていた本ですが、とにかく翻訳がデタラメでわかりにくい、今はこういう低レベルの翻訳はさすがに減っているのでしょうがかつてはこれです、ある意味で記念碑的な本です。