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古本屋日誌
2018-04-12 09:29:00
今朝はやはりぬくうてこれ以上気温が上がると作業中に汗をかいてしまいます。まあ仕事なんだから当たり前なんですが。
先日お客さんからいがらしみきおの「のぼるくんたち」などをお譲り頂きました。年寄りが老人ホームであれこれ引き起こすマンガでやはりいくら年をとっても煩悩は無くならない、配膳のおばさんに「今日はコーヒーが少し少なかったな、俺とはあんまり顔を合わさないからそれでなのではないのか!」とバカなことを言ってしまう。コーヒーが少なかったなまではまあ事実かもしれないし、今後のためにもゆうておいた方がいいのかもしれない、しかし俺とはあんまり云々はいかにもやりすぎだよなあ。こういう過剰が年寄りの特徴で子どもによく似ている。
でもまあバカな人は年をとればもっとバカになるだろうし、変な人は社会的な遠慮もなくなれば純粋な変態になるだろうし、ちょっと考えても丸くなった年寄りなどというものは幻想でしょう。金があり、ヒマもあり、健康でしかもひがみ根性、負け惜しみといった誰もが持ちやすくそのくせ見苦しい性格でもないといった希有な恵まれた人だけでしょう。私の親はよく「一番貧乏くじを引いたのは俺や」と嘆いてますが、その当否はともかく、これだけ世間で年寄りはやさしく、丸くなる、成熟するみたいなおかしなイメージが広まり、その上一部の年寄りは確かにそういう生活を享受しているように見えるわけだから、父親も嫌でもそれを目にしてわが身とひきくらべてストレスを強く感じるのは無理からぬことです。