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古本屋日誌
2018-04-04 12:25:00
今日も非常にぬくい。昨日は汗だくで買い取った本の運搬をしましたが、そろそろ赤帽さんとか屈強な山岳部の連中に任せようかとも思います。
うちの店はほとんどの注文品はゆうメール(つまりは冊子小包)で発送し、高額商品に限りゆうパックにしています。2年に一回くらいつまり5000回に一回くらいの割合で未着の事故が起こっています。日本郵政の問題なんだが本が行方不明というのが残念だ。一度は浜田ブリトニーの「パギャル」の全4巻セット、しかも全部帯の付いたのが行方不明となった。なかなかない面白い漫画なのに本当に残念で未だにどこに行ったのかと気になる。もちろん該当の郵便局に問い合わせるのだが「ご家族が受け取られている場合があるので聞いてみる」となり、それでもない場合「近所に誤配したかもしれないので調査します」となる。マンションの場合は宅配ボックスに入れっぱなしの時があるのでお客さんにその可能性がないか連絡してみることになる。
これはクロネコヤマトを発送で利用していた時のことだが岡崎次郎の「マルクスに凭れて六十年」の注文があり、この本は岩波文庫の資本論の翻訳や教養文庫の「資本論辞典」といった著作のある碩学岡崎次郎の自伝で岩波文庫の翻訳は大内兵衛の名前になっているが実は岡崎がやっていて原稿料はなぜか大内兵衛が取るという理不尽なことがあったとある。結局岡崎は嫁と一緒に旅に出て行方不明になってしまう。これを5500円で東京の出版社に売ったのだが、10日ほどしてまだついてないと言ってきた。ヤマトに聞いたら配達はしたという。いい本なのに紛失なんかになったらもったいないと気を揉みましてが結局お客さんが後に「あれは違う部署に配達してあった」と言ってきてホッとしたわけです。