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古本屋日誌
2018-03-22 16:16:00
今朝は少し寒さが残ってました。郵便局にご注文の品を配送して岡本のお客さんのところに出向いていろいろお話をお聞きしました。岡本にせよ御影にせよ、阪急電車から上にも下にもかなりの勾配でいつもこれは大変だなと思います。車があれば特に問題はないのだろうが歳を食って車の運転がおぼつかなくなったらどうするんだろう面倒ではないのかと勝手に心配しています。以前JR芦屋に板垣という古本屋があって「日本古書通信」に在庫案内を出していて昭和10年ごろの大阪の電話番号簿がありました。藤田伝三郎の名前が入ったもので5000円だったので購入して面白いなあと眺めていましたが職業も記載してあって「社員」とあるのだが、もちろん平社員とかそういうものではなくて、経営者ということなんですね。大和川染工場には軍服製造とあり、カーキ色の陸軍のを製造して谷町から造兵工廠に納めていたわけです。大阪の電話番号簿はかなり前から営々作成されていて最近も大阪商業大学の博物館が明治時代のやつを復刻してこれも入手しました。この博物館もそうなんですが、他にも芦屋市立美術博物館も非常に面白い図録をたくさん出していて岡本にあった二楽荘のものなどは人気があります。二楽荘は西本願寺の大谷光瑞が作った別荘ですが、西域に探検隊まで出していろんな資料を集め別荘内には花壇やら植物園もあり、そこに至るケーブルもありました。まあわけのわからん坊主ですが、集めたもののレベルはどうだったのかは気になりますね。松下幸之助もあれこれ絵やら陶器を集めてましたが残ってるのはガラクタばかりでその手の鑑識眼は全くないバカでした。