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古本屋日誌
2018-03-03 11:33:00
今朝は少し気温は低いが日差しは暖かく、却って家の中の方が寒いくらいです。メス猫が先月寝屋川エビスでこうてきた福笹をかりかり食べます。神さんやからあかんよゆうてもやめません、その後盛大に戻してます。
宮崎哲弥と佐々木閑の「ごまかさない仏教」などをお客さんからお譲り頂きました。宮崎は週刊文春の「時々砲弾」が面白くアベノミクスは下々の可処分所得の増加に寄与していないとの巷でよく指摘されるデータに関しても統計の取り方に問題があって実は増加しているとか、自殺者数は経済状況と関係があり自民党政権、民主党政権時代は3万を越す人が命を絶っていたがアベノミクス開始で雇用状況が改善して大きく減っているとか、失われた20年の間は若者の雇用環境が厳しく非正規など条件の悪い職場に放り込まれてしまったために、現在でも年収が低い事態が続いていて、これは本人の責任などではあり得ず無策な政策のゆえであるからきちんとした対策を取らないと将来生活保護の大幅増加となるだろうとか興味深い指摘が多い。
この本もなかなか読ませるところが多くて仏教の無我という教えを敷衍すれば自分というものがそもそもないわけだし、行為の責任を取れと言われても自己の継続性もないとなれば無理なのではないかと宮崎は述べています。確かに犯罪者だといっても遺伝的に脳の機能が違っていたら、脳内物質の分泌能力の違いなどがあるわけだから、自己責任をどこまで求めていけるのか疑問ですね。また変なイデオロギーとかも厄介でそれが正しいとなると常識的な判断もできなくなりますね。