Welcome
古本屋日誌
2018-02-19 12:50:00
今朝はそんなに寒くはないもののすぐにストーブつけました。昨日の晩も例によって猫じゃらしで遊んだんですが、メス猫ばかりが調子に乗ってハイジャンプを決めて勢い余ってストーブにぶつかったりするのも従前で、雄猫はしばらくは猫じゃらしのほうを恨めしそうに見て時折思い出したように背伸びをしていらおうとしますが、やがてあきらめてすごすごと部屋を出て行くのがかわいそうだ。
こないだ竹本始太夫が突然亡くなりまだ50くらいだし、私が見に行った文楽劇場の良弁杉の時は元気に語っていましたからびっくりしました。住太夫はお元気そうでなによりなんだが若手が無理をしすぎるのか、残念だ。織田作之助がほとんど金も出ないのに愚直に精進している太夫の姿を共感をもって描いているが金もなくて、生活に困窮する状態が昭和の初めから変わっていないのかとも危惧する。織田作は大阪人が金にこだわるのは別にケチだとか守銭奴だとかそういうことではなくて、金を稼ぐ際にひたすら心を込めて客に尽くすことが人として正しいんだといういわば道徳としての銭道がもとにあるのだとかいています。まあそうですよね。まっとうに生きるということは金をもうけるのにも楽に、適当にではなくて求道者のような献身があるべきだというのはその通りでしょう。芸人風情やスポーツ選手のような博打打ちのような生き方はあってもいいけどバカ丸出しだと思うわけで、誠に健康的な発想です、
今はなんかそうは思わずああいうまっとうではない生き方に憧れたりする人や子どももいるので、文楽の太夫や人形遣いは一層自分を保つのがしんどいのではないのかとも思います。