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古本屋日誌
今朝はあまり寒くはなく、特に昨日はえろうぬくうて春が近づいている感じでした。嫁がわきが痛いというので一緒に近所の診療所に行きました。
先日堺東に仕事で出向いてそのあと新刊の本屋で少し買い、例によってお腹がシクシク痛くなってきたのであわてて駅構内の手洗いに駆け込んで運よく空いてましたのでことなきをえたんですが、すっかり安心してしまい、棚の上にさっきこうた3冊の本を忘れて出てきてしまった。ホームへ向かう途中で何か変だなと気がついてあわてて便所に戻ったらすでに誰かが入っていて、さて困ったなでもしばらく待ったら用足しして出てくるだろうからそれを待って事情を話して取り戻そうと思って待っていたら、すかさず大の戸が開いて背の高い学生風の子が出てきて「この本忘れてませんでしたか?」という。すみません、どうもありがとうとなったが、大したものだなあ。私なんかトイレに入ったらもうほぼ余裕ないから即座に便器に集中するのだが世間にはいろいろ周りにも気を遣ってからおもむろに用足しに取りかかれる人もいるのかと驚きました。しかしありがたい。
かなり以前のことですが豊橋のお客さんの元に新幹線で行く機会があり、福原秀美のマンガや平田弘史だということなのですごく楽しみにしていました。福原のマンガは今やえらい高なってますが、まだそれほどでもなく例の高校生のエロいシリーズだったらこれぐらいで買い取ってとか、平田弘史の貸本はなんでもいいから買い取りたい。かなり値付けの下調べをしてデーターをプリントアウトしたものを持ってきていて、自由席の前のテーブルを下ろしてプリントを広げてさあもういっぺん確認しようかなとなった時にそのプリントがまんの悪いことにテーブルの隙間に入り込んで取れなくなった。あれこれしていると隣のサラリーマン風のお方が「ドライバー持ってるから出してあげますよ」とねじ回しでテーブルを固定しているネジをゆるめてくださる。そこへ車掌も「どうしました」とやってこられて「このテーブルはもう古いから壊してもうてもかましませんよ」とゆうてくださる。もちろんたちどころに取り出すことができてありがたかった。世の中には親切な人がいるもんですね。
かなり前ですが学生の頃別の大学の不良グループともめていて次の日曜日に出入りをしないといけないことがあり、まあその頃は当然生意気盛りで前後見境もありませんから角材とかも用意していたわけなんですが、かなり怖くなっていてというのもその前の年にも同じ不良グループともめてその時はかなり怪我をして入院したので嫌になっていたわけです。夜遅く京都の河原町の狭い繁華街をやけになって歩いていてこっちは3人でタバコを指に挟んで大手を振って歩いてたら、ややこしい連中の腕にあたりたちまち「なにさらしとんや!」と大喧嘩になり、どつかれたり、蹴り上げられたりほとんど一方的にやられていたら、横を歩いてきたアメリカ人のグループがさっと立ち現れて「お前らやるんか、いてまうぞ!」と連中の攻撃を防いでくださり大怪我せずに済んだ。あれこれしていたら五条警察署に連行されました。まあそれにしても助けてくださってありがたかった。関係ない喧嘩に身を踊らして仲裁に入ってくれるとはなあ。
さらに山科に住んでいた時に友人がホンダのゼットで夜中に遊びにきたことがあって車を私のアパートの前に止めていたら、突然大声で「どことめとんや!いてまうぞ!」と車を殴りつける音がする。あわてて行ってみたらわけのわからないおっさんが木刀を振りかざして車をどついている。えらいすみませんなと謝っても全然聞かない。結局パトカーが来てこのおっさんは逮捕。なんでも私のアパートの奥にこの人は住んでいたんだが夜中に車を出そうとしたら途中に車が止まっていて出せなんだので怒りが爆発したようです。言うまでもなく京都のヤクザだったんですが、起訴されて有罪になりましたが、後で山科署の警官が来て「あのなあ、もうじき例のヤーさんな出てくるんやわ、ひょっとしてここへなんかいいにくるかもしれへんけど、そん時は電話してな」という。お礼参りみたいなものなんだろうが、でもここへ来たら、電話しとるヒマもありませんやんと言ってみたら「だからな、ちょくちょく兄ちゃんのとこ、みんにくるわ」という。警察のひとがちょくちょくちょく来るのも、ありがたいのかなんなのかよくわからん結末でした。