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古本屋日誌
2018-02-11 11:08:00
夜前はかなりの雨でその割には今朝は寒くないです。うちは「猫の時間」を購読していて今月号の付録は下に車輪つき、尻尾がキラキラ光る銀色のネズミでしたが、これは人が絶えず操作してやらねばならずめんどくさいので置きっ放しです。
ジュンク堂で小谷野敦の新刊「司馬遼太郎で読む幕末維新」を購入しました。徳川慶喜が水戸の出であるから尊皇思想の洗礼を受けていてために鳥羽伏見の戦いで薩長ご錦の御旗を掲げていたのを見て生来の尊皇思想が頭をもたげて戦意を喪失して江戸に逃げ戻ったのではないかとある。まあ確かにお膝元の水戸で尊皇思想てなんか意味不明ですが慶喜は頭がいいだけにイデオロギー岩波文庫の「幕末の水戸藩」にある通り尊皇派と佐幕派との内ゲバは熾烈で罪過は係累にも及び世継ぎの幼い男の子も首を切ろうとするがさすがに頑是ないもののこととて後ろこてにいましめても、首を差し伸べようとはせず、ために水壺に子どもを入れて水を注ぎ込み溺れそうになって首を突き出したところを切断したなどと恐ろしいことご書いてある。中公新書の「鳥羽伏見の戦い」は幕軍の戦い方に問題があったとしていくら1万5千の薩長をはるかに上回る軍勢を擁していたとしても京街道は幅員がなく数の優位性を発揮できなかった。だから軍勢を西国街道、木津街道そして京街道と三手に分けて進軍させれば容易に京を制圧できていたろうとある。確かに以前は幕軍は大した兵器も持っておらず最新鋭の装備で武装していた薩長に敗れたなどと教わりましたが、もちろんデタラメで銃や火薬は幕軍の方が新しいものを揃えていました。