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古本屋日誌

2018-02-05 16:22:00

今朝も寒かったが、もう慣れてきた感じです、ただ日中も風が強くて困りました。以前静岡県掛川市に行くことがありここにも大坂という地名があるんですがやはり御前崎も近く太平洋からの強い風に驚きました。室内に入ってこないように窓は二重になっていたり、少し距離を置いてもう一つ窓を置いたりとなかなか大変そうでした、それからすると大阪は恵まれています。

やはり昨日の晩も猫と遊んだんですが3つのメス猫は体が小さいので猫じゃらしを捉えて抱え込んでもこっちが引き抜こうとしたら、割と簡単に奪われてしまい悔しそうな顔をします。7キロもある雄猫は体全体で押さえつけるのでこっちも逃げられません。

先日お客さんから桂米之助の「上方落語よもやま草紙」などをお譲り頂きました。前の米團治の弟子ですがエッセイにも定評があり古書価格はなかなかのものです。

しかし私はジャンルが落語ではないんですが山川静夫の文楽に関するエッセイの方が好きです。「綱太夫四季」は値段は500円くらいなんですが、山川がわざわざ大阪に日参して舞台袖から語りを聞いて、これは出来が悪いと思ったらそのままストレートに太夫に伝える様子が冒頭から書いてあって「あなたのお父さんもさっきのような語りではさぞかし無念でしょうよ」とかいうんです。言われた方も不出来はわかってるのだがその上で「父の語りもなあ」と応じた父の太夫の体に異変が起きていることをいう。そういうピリピリしたやりとりがすごいなあと思います。