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古本屋日誌

2018-01-19 00:01:00

昨日もかなりぬくくてストーブをつけなくても大丈夫でした。雄猫が寝てる時にいびきをかきます。これは大丈夫なのだろうか?人間のような大きなのではないが、猫は口では息ができないそうなので鼻が詰まっているのかもしれない。

先日お客さんから小谷野敦の「東海道五十一駅」などかなりたくさんお譲り頂きました。電車やタクシー、飛行機などに乗るのが閉じ込められるようで苦しくなってしまう日々が綴られていて心を打つ作品でした。こういう症状てありますよね。わたしも仕事でタイに仕入れに行く時に飛行機の中で突然めまいに襲われ倒れてしまい、閉じ込められている恐怖に駆られて何としても降りたくなったことがあります。著者はその症状がどんどん悪化して行くわけです。

阪大の助教授時代のことを書いているので、大阪の街の話があるかなあと思ってましたが、それはテーマとは関係ないし特段ありません。ただ95年の阪神淡路大震災の際に著者のマンション1階にクラックが入りその階の住民から「上の階もぺけ入ってました?」と聞かれたとある。上の階にもバツの形のひび割れがあるか?ということなんだがこれが自分の住んでいるマンションの住人と交わした初めての言葉だとあって確かに都会てそういうもんですよね。ただ法政大学の北原糸子が以前「安政大地震と民衆」という本で自然災害が起きたら日頃はよそよそしい人たちも急に相手のことを思い合うものなんだと書いてました。わたしのツレは震災時朝霧(明石の近所)に住んでましたがマンションが大きな揺れで全体にひしゃげてドアを開けて廊下に出ることもできないほどの損傷を被り、当然ながら風呂は入れない。そこで近所を出歩いて明かりがついているマンションを探して全然知らない人なんだが風呂に入れてくれと頼んで快くかはどうか知らないけれど、入れてもらってました。カネモのマンションは自家発電の設備や給水設備も備えて有るとのことでした。そうなんかあー知らん人に風呂入れてやるんや、と感心しました。普段ならありえません。

他にも大学内部のゴタゴタが詳細に書いてあり、中島義道の「孤独について」を思わせます。これもひどい話で中島を奴隷のようにひれ伏させようとするバカで業績もない教授の話で読んでいてムカつきます。