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古本屋日誌

2018-01-16 18:13:00

今朝は寒さも和らぎ出荷の際も快適でした。中古の自転車をこうてまる5年乗ってるんですが、先月ついにスタンドのところが壊れてしまい金具が取れて自転車を立てられなくなりました。買い換えるか迷っていて今日自転車のあさひに空気を入れにいったついでに店の人に立てられなくなったと相談してみたらストッパーを手で右にやれば立てられるよと教えてもらえて、これでもうしばらく乗れることになりました。

先日お客さんからたくさんの「ビックコミックオリジナル」をお譲り頂きました。伊藤潤二の「人間失格」なんですがアル中の主人公が幻覚を見るシーンが描いてあり、それは雪中行軍する皇軍兵士、それもしゃれこうべのだったり、薬局のなかに保存してあるたくさんの薬草だったりするんですが、とにかく不気味極まりなく、薬草の群れはマンドラゴラなのか罌粟なのか精細な書き込みでついつい一つ一つの奇怪な花を確認したくなってしまう。以前たかもちげんの「祝福王」というマンガがあり、地獄に這い回る亡者の群れを一人一人細かく小さくしかも表情をかき分けている絵が載ってました、今回のはそれに匹敵する不気味さです。最後に主人公は酒を飲むくらいなら薬の方がよいとのことで、モルヒネを注射するのですが、酒の害に比べたらモルヒネはずっとましだという価値観は当時のものなんだろうが面白い。

伊藤潤二は以前から魚に足が生えて地上を歩き回るおかしな作品がありましたが、あれは笑えるものでした。今回のは笑いではなく恐怖を読者に与えようとして、それはうまくいったように思いました。