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古本屋日誌
今朝は仕事が少し遅くからなのですが、8時過ぎに家を出るときはやはり3歳のオス猫のカイが一緒に出てまたしてもゴロンゴロンをしていました。近所の飼い猫でやはり全身真っ黒な「くろ」というそのままの猫がいるんですが先日お隣の金網越しににらみ合いとなり、くろはうなりだして、カイは地べたに這いつくばって見つめていました。くろがなぜか道を横断して逃げ出すとカイは追いかけ始めてびっくりしました。怖がりなのか、怖いもの知らずなのかようわかりません。
先日藤原新也の「名前のない花」や「東京漂流」などをお客さんからお譲り頂きました。「名前のない花」にはアルプスの限界現象カレーという一文があり、なんでもインド風に玉ねぎを10時間炒めて作ったカレーを食べてそのうまさに驚いたとか書いてありました。なんでも本当に10時間炒めるそうで、少しタイミングを誤るとたちまち玉ねぎは燃え上がって使い物にならんそうです。藤原はインドの悠久の時間の流れの中では10時間なんかはほんの一瞬みたいなものでその時間を大切にするのが人間らしいとのお決まりの主張を書いてました。でもどうかなあ、料理にそんなに時間かけるのは無駄でしょう。だいたい昔は薪でご飯を炊いたりして、薪を山から取ってきたりそれを細かく割ったり例の初めちょろちょろ中ぱっぱの面倒な火加減の調整を強いられたわけですからね。そりゃあ今の方が楽ですいいですよ。商売として10時間カレーをうたうのはいいアィデアで素晴らしいとは思うけれど、そういう生活スタイルを持ち上げるのはバカだとしか思えない。
東京から大阪に移ってきた先輩が大阪のカレーは甘みが入っていて好みやないといいます。まあ確かに「インディアンカレー」にせよ「マドラス」にせよ「サンマルコ」にせよ確かに辛いけれど果物だろうと思える甘みもありますね。先輩が言うには寿司も砂糖が強い。まあこれはどうも真実のようで東京に比べて大阪の酢飯は甘みかきつい。もともと箱寿司だから、おやつのような感じだから甘みが強いのかなあ。