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古本屋日誌
2017-12-25 15:18:00
昨日の晩はかなりの雨で1ヶ月ぶりくらいのお湿りでした。今朝も狐の嫁入りで晴れてはいるが時折小糠雨とはいえない細く密集した雨がふりつけてきます。
今はもうないが河原町三条下ルに駸々堂京宝店があり、かなり大きな書店であるにもかかわらず立ち読みしていると注意されました。まあ確かに商品なのですからある程度のチェックは必要とはいえ、長い時間読みふけるのは問題です。ただわたしの友人の久富くんという理学部の学生は何故かニーチェが好みで大学にも行かず、日がなニーチェを読みふけり、京宝店はレジのすぐ横にニーチェ全集が置いてあって、そこで堂々と朝から夕方まで立ち読みしてました。容貌魁偉、ムスリムを思わせるあごひげを蓄え、下駄履きなので恐れをなして叱らなかったものと見える。しかしこの彼も残念ながらニーチェ研究で名をあげることもなく落ちこぼれてしまい、まあ大学は多数の落ちこぼれが出ることを見越して合格者をたくさん出しているのは当然とはいえ、無駄な感じもする。
ジュンク堂はわりと始めの頃から椅子を置いて読んでもうてもかまへんよ、という姿勢でやってきてなかなかありがたい本屋なんだが、まあ本だけは何故か立ち読みをしてそのまま買わずに帰っても許される変な業種だ。スーパーでリンゴを立ち食いして、「うまないわ、返すわ」で立ち去ることは許されないのに、本屋は何の問題もないというのは変だな。