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古本屋日誌

2017-12-17 11:56:00

夜前は風が強くてびっくりしましたが今朝は穏やかで日向は特にぬくといです。

先日須磨のお客さんからゴルゴ13のシリーズなどをお譲りいただきました。最新単行本のVOL198もあってありがたいことです。この本には中国の大躍進の話が載っていて毛沢東の号令で農業、工業の大発展を意図してとりわけ鉄の生産高を上げることが目標となり、通常きちんとした製鉄所を作り生産設備を整えてとなるのだが、なぜか軌道にのらず、ために農村に共産党員が出向いて農業指導にあたる他農機具の鍬やら鋤やら工作機械を取り上げて鋳つぶして鉄にしていた。当然そんな鉄がまともであるわけもなく粗悪品を量産しただけに終わったのみならず、大切な農機具を奪われた農村はいわば弥生時代の農業に逆戻りして、なんせ鎌とか鋤とかもないんだから、石包丁で稲を刈り取るようなもので生産高は激減してために餓死者が続出して500万とも2000万ともいわれる想像もできない人的な損害が出た。ゴルゴにやられる共産党員はこの惨状を目の当たりにした苦い経験から二度と中国を餓えに苦しむ国にしてはならじとばかりにアフリカーナ国に進出して食糧増産を企てるという話でした。

しかし農機具を鋳つぶして鉄の生産高を上げようて、すごい考えですね、それだけ毛沢東のオーラがすごいということなんでしょうね。オナイダコミュニティみたいなものでしょうが、確かにそこまでのカリスマなら幸せであることは間違いない。