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古本屋日誌
今朝も寒かったんですが、なんかもう慣れてきました、それにしても北海道なんかすでに氷点下で、東北など雪下ろしも大変そうで大阪はいいところだよなあとつくづく思います。でもまあ徳川時代なんかは交通手段も限られてるし、車もないわけだから一冬のあいだほぼ家に閉じ込められてひたすら雪下ろし、テレビもないし気分が滅入るだろう、そうなるとキリストの墓があるとか、馬鹿げた古文書を偽造したりと僻み根性丸出しで精神がおかしくなったりもする。今は随分らくになったよなあ。
先日住吉区のお客さんから福本伸行のマンガをたくさんお譲り頂きました。「銀と金」「カイジ」などですが「1日外出録 ハンチョウ」もありました。長期債務者などを地下に集めて土木工事をやらせているが、大槻班長はチンチロとかのいかさま賭博やら物販やらでペリカをためてしばしば地上に1日限りだが戻りその際の行動を描いたマンガです。わざわざスーツに身を包み立ち食い蕎麦屋に入ってテーブル席に腰掛けあれこれあてを注文して生ビールを悠々と飲む、周りは立ち食いで忙しそうにしているサラリーマンであふれていて、昼間からビール飲めてええなあゆう羨望の眼差しを楽しむことができる。まあバカバカしい話なんですが、確かに面白い。
前に梅棹忠夫がエッセイ集「千里ぐらし」の中でアメリカに留学した時経験した昼飯の前にアペラティブと称してワインなどを嗜むのをいい習慣だと思っていて千里でもつまり民族学博物館の研究室でやってたら上から「仕事中に酒は飲むな」と注意されたと書いている。広島でもお昼の定食を頼んだら必ずビールが付いてくるという話を前に聞いたが、そうなのかさすがは深作の街だなと感動していろんな人に受け売りしていたら、広島出身のやつがいて、「あほかいな、そないなことことあるわけないやろ」と言われた。私の住んでる門真は国道163号線があるが、それ沿いにあるラーメン屋によく行くが、昼間でもラーメンと一緒に瓶ビールとか生ビールを注文する人が多い。もちろん車で来てるわけだが顔に出なけりゃえてわいということなんだろう。学生の時に夏休み中に佛教大学の図書館の屋上にコールタールを流して防水加工するアルバイトがあって1日やったら7500円ももらえるので応募したんだが職人はみんな昼ご飯の後ビールを飲んでいたなあ。まあ図書館の屋上なんだから歩行者はおらんからな。そういうことを考えたらまだまだ日本は飲酒に寛容ですな。私がいつも思うのはいつまでも楽しく酒を飲み続けられるやつのことですわ。まずビールから始めて焼酎のお湯割りやウーロン割りとなり、店を改めてウィスキーをストレートでいくらでも飲む。その間楽しそうで饒舌、私なんかすぐに眠たなって帰りたなるのにへんねしおこします。
たまに仕事でものすごく汗かいたときなどビールが信じがたいほどうまいことがあり、しかし次に同じくらい汗した後に飲んでもそれほどでもない。どんな時にビールが美味なるのかと屋外プールで必死に泳いで飲んでみたがクタクタになっただけでうまくない。こういうアルコールへの感受性も当たり前だが人によって大きく違うわけで、いつもとは言わないまでも高い確率で信じがたいほどの美味さを味わえるやつには天罰を与えてもらいたい。仕事の同僚で居酒屋に行くと生ビールを注文して一気に、文字通り一気にものの3秒くらいでからにしてしまうバカがいたが、こういうのは単に無神経なだけで、その後糖尿になったから自業自得だ。