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古本屋日誌
2017-12-09 12:24:00
今日も寒い❗️黒猫は兄弟でタンスの上に重なるように横になっている、弟の方はこのところ睡眠時間も増え、なぜか寝相があられもない、丸くならずにだらんと後ろ足を力なく伸ばし、頭も座布団からずり落ちています。
先日はお客さんから安藤昇の「激動」などをお譲りいただきました。安藤組の疾風怒濤の時代を描いた作品で、血気さかん、パワーをみなぎらせていてことあらばと手ぐすね引いている様が楽しい作品です。特に私のお気に入りは新宿で愚連隊がたむろする地下の喫茶店があり、その情報を安藤が仕入れて朝から行って待ってるわけです。さあお目当の愚連隊が来たとなるともう雰囲気でこいつらだ!てわかる、瞬間出入りが始まるわけです。まさの爽快、喧嘩の醍醐味です。
村上和彦の「昭和極道史」もヤクザ同士の凄惨な玉のやりとりなんだが、なぜか爽快な作品で、前に全巻お客さんからお譲りいただき感動しました。田舎から上阪して寮に入り働いている荒くれどもはパチンコ屋でほんまのヤクザともめて怪我をさせてしまったが、そこは詫びを入れて手打ちとなるが、後日その約束を覆してヤクザが工場に現れてがたがたいうわけです。普通なら泣き寝入りとなってしまうところだが、男の約束をほごにするとは許せんとなって荒くれどもは水杯をかわして親兄弟とも縁を切る覚悟で組を作る。やはりやられたらやり返さないと心は晴れません。そこをごまかすのはバカです。まあこの後の展開は京橋にある向こうの事務所を配達を装って襲撃するんですが、小包の中身はダイナマイトで当然事務所ごと吹き飛び気分爽快となるわけです、このあたりはフィクションの醍醐味です。