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古本屋日誌
2017-11-29 00:06:00
昨日はものすごく暑くて、カーデガン着てましたが首筋は汗で濡れました。JRの南田辺駅の近くにムラタ書店という古本屋があって(今はもうないんですが)そこは古い新聞なんかも置いていて大正や昭和初めの大阪朝日新聞なんかをようこうてました。店主がゆうには「あのなあ、大阪城の極楽橋越したとこに青屋門てあるやろ。あれは青屋要するに八百屋があっからゆうてるのがおるけど、そんなわけないやろ。本丸になんで八百屋があるんや。あれはな死んだやつを例の極楽橋から運んできたからゆうんや」。
なるほど、青屋門を通る人はみな死体だから顔色も青いよね、ということなんでしょうな。あるいは宇治拾遺物語とかにあるように霊は青い姿をしているという伝承がずっとあったから、顔とかが青いではなくて霊であることを示すカラーを使ったのかもしれない。ということは青屋門は霊体の門みたいなネーミングですな。元々が本願寺だからちゃんとした宗教団体であるわけで死ぬことは特別恐ることやないんやという価値観があったその現れでしょうかね。ここを併吞した信長、秀吉もその勇猛果敢を讃えて、霊に報いるために地名を残した、これは内藤湖南がだいぶ前にゆうてたことですね。