Welcome
古本屋日誌
2017-11-18 12:17:00
今日は夜前から雨です。先日お客さんから糸井重里の「インターネット的」などをお譲り頂きました。本や雑誌、映画などの情報商品は一部の人が売れているよ‼️と煽り大半の人はそれを鵜呑みにして買うという構造があり、売れているかのように装えばベストセラーが作れるわけで好ましくないとの内容です。確かに今度は映画化される「火花」ですが300万部以上売れているのだが、別に大した小説ではなく、島本理生の「夏の裁断」のほうが芥川賞としての完成度ははるかに高いのに、こちらは受賞もしないとはおかしいといえばおかしい。まあ島本はそれなりに売れているし、それでいいんでしょうが、デビューも高校生くらいで、天才作家と騒がれてそういう早熟の逸材という売り方もカードとしてはあったのだが、とりあえず波には乗れなかった。
糸井重里は法政大学で例のエンタープライズの佐世保寄港阻止闘争に参加していたことが、以前写真週刊誌に載ってました。60年台後半はベトナム戦争もあり、沖縄から爆撃機が北爆にむこてたことで、反米の機運も今よりはありました。でも日本はアメリカの召使いに徹して今まで繁栄してきたし、「ショックドクトリン」にあるように資本主義は自然災害をも利用して「ここは危険だから、高台に新しい家を作ろう、だから立ち退いて」てな感じで難なく地上げを成功させて金儲けにつなげるわけで、それはまた反面住んでいた住民にとっても安心出来る選択肢でもあることがあり、その融通無碍な中では単純な割り切りは難しい。