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古本屋日誌

2017-11-16 18:31:00

今日は朝方は冷えましたが、大分ぬくなってきました。京阪電車の乗り放題切符を使い河合神社、下鴨神社、知恩寺、吉田神社、銀閣寺、金閣寺、大徳寺にお参りしました。いつものことながら、適当に古めかしい装いまとった建物を作るのが得意なのには感心させられます。しかし河合神社にある鴨長明の方丈の模型、下鴨神社の相生の木、河原町蛸薬師下ルの近江屋跡にはキッチュ趣味が感じられました。もともと京都の人にはキッチュ趣味があって、例えば石山寺なんかは40年くらい前に出向いた時もすでに源氏物語を紫式部が書いた部屋が保存されていて、文机に源氏物語やら、硯箱があってここで書いたんですとかいう説明がありました。そんなことあるわけがない。先の方丈の模型など何とかしてゆかりの鴨長明を結びつけたい一心なんでしょうが、本物でないことはもちろん、特に集客に意味があるようにも思えません。坂本龍馬の旧蹟など巨大な写真が据え付けられてそこはすし屋なんですが、青森にはキリストの墓とか例の偽造された東日流外三郡誌や太宰治の斜陽館とか要するに目立ちたいがその材料もないので適当にでっち上げた文化がたくさんあります。なんか京都もその流れに竿さそうとしているように感じました。カーがいうように重要文化財の説明のプレートの下に必ずあるHITATIも目障り、そもそも重要文化財だと示すのは権威付けですからね。京都らしい立て札ではあります。