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古本屋日誌

2017-11-14 16:29:00

今日は雨で我が家のクロネコも出たがりません。先日お客さんからビブリア古書堂の揃いをお譲り頂きました。このシリーズは初めの方は良く出来ていますが終わりの方は作りすぎてバカバカしい内容となり魅力が薄れています。だいたいストーカーで傷害事件まで起こしたバカと対決するなど誰も考えません。そこからしてこの作品は問題なんですが、例の須崎という私と同じ名前のマニアが最後の世界大戦を盗む話などはよくできています。 最後の世界大戦なんかは稀覯本ですからね、一冊しか存在しない可能性すらありますから盗む気持ちはとてもよくわかります。でもいくらでも出回っていて、誤植も少なくてレベルが上なのに初版にこだわったりというのがあります。さらに言えばサインを欲しがったり手形にこだわったり、マイケルジャクソンの赤いジャケットを1000万出して落札したりとあまり意味のないことをしてしまう。私も中島みゆき、花輪和一、今岡誠のサインを大事にして売ることができないわけです。「隠れた脳」という最近流行りの脳の啓蒙書ですが、いわゆる事故物件に住むのを人はなぜか嫌がる、まあ霊とかたたりとかあるようなないようなものなのに自分のこととなるとこだわる。中島みゆきに握手したもうたらくさくなっても手を洗わないとかしてしまう。本当にあるか、わからないし、なんとでも言えるようなものに人間の脳は反応して恐れを感じるようになっているとの主張で、それが役にたったから今の人類がある。まあ共同幻想みたいな考え方ですね、それは脳の好みなので如何ともしがたいと言われると、嬉しいような、居直ってしまうようなおかしな気分になります。

ところでジュンク堂のような巨大な書店はかなり万引きの被害もあるようで高額図書を持っていかれたときは古本屋にも画像付きで、この本が持ち込まれたら連絡してくれと連絡があるようです。うちには来ませんがね。もう昔は(1980年代です)牧歌的だつたので、私の行ってた大学は本部の下に生協があって、書籍部とか電化製品を扱う店もあって、理学部の友人は書籍部に一旦入り本についている売上のスリットだけ抜き取って素知らぬ顔で店を出てそれを処分してからまたたちもどり今度はスリットを抜き取った本を堂々と持ち去ってました。まあこのバカは生協の食堂でもその時は食券制で、レジのところでゆわれた金額を手持ちの食券で支払うんですが、レジのおばちゃんの前に置いてある食券を支払う箱に手を伸ばして券を入れるふりをしてその実中の食券わごっそり持ち去ってました。さらにエスカレートして、家電売り場にも侵入して付いているテレビの値札を盗みとりその上で堂々と持ち去ろうとしたが、今回は当然ながら見咎められてあえなく逮捕されました。若いやつはバカですよね。