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古本屋日誌

2017-09-24 00:06:00

昨日はかなり涼しくそれでも足の甲がまだ痛くて作業もほとんどできませんでした。大阪市史編纂所が出している紀要「大阪の歴史」84を読んでいたら例の大久保利通の大阪遷都論は1900年ごろは全然語られてもおらず、大正期に大大阪なるものが出てきた時に突然持ち出されたのでないかとあります。

まあだいたい首都だからなにが偉いのか理解できないし、東京への負け惜しみや対抗心が丸見えで下品な感じしかしませんよね。

そういう東京の連中も井上章一に本にあるように、河内に王権があった時代を古墳時代名付けて河内時代を排除し、秀吉の大坂城を抹殺して安土桃山時代とかいうわけですから、大阪への対抗心や嫉妬心は見苦しい限りでバカはどうしようもありませんね。

ロイヤルホテルが昭和48年に出した「大阪讃歌」という財界から文化人までの大阪がらみのエッセーを集めた本で、秋田實が大阪の食い倒れは実は杭倒れなんやという、例の江戸時代の公儀橋以外の架け替えは町人やったから、その出費はえらいもんやったというのをかいています。まあ冗談でしょうけど、馬鹿げた話ですね。呉智英は粉もんは大日本帝国とともに大阪に広まったと書いてます。つまり朝鮮人などが大量に大阪に流入してその影響が食生活にあらわれたということなんですが、食い倒れもそのあたりなんかもしれません。