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古本屋日誌

2024-02-26 11:23:00

ロシアのウクライナへの侵略戦争は2年を経過した。

 

戦争によって領土を確保したいなどという欲求は100年前のものであり、ロシア人は根本的にそういう愚かな連中だと考えるしかない。

 

 

ツァーリからレーニン、スターリンという独裁者を経て、現在のプーチンの独裁国家がある。

 

 

つまりロシアはこの何百年何一つ変わってないのだ。

 

独裁が好きであり、侵略が趣味であり、大衆も命をなんとも思わないという宇宙人みたいな連中なのだ。

 

 

レーニンやスターリンとかいうとんでもない独裁者のために、100万や200万ではきかない大衆が殺された。

 

 

ソルジェニーツィンの『収容所群島』で、そういう監獄のような国の姿が余す所なく描かれたし、スターリンの死後はフルシチョフによる独裁批判が行われて、ロシアの大衆もそのトンデモなさには辟易したろうと思っていた。

 

だからこそソ連は崩壊したのだろう。

 

 

しかし結局ロシア人はおんなじような独裁国家を選択したわけだから、呆れ果てるほかない。

 

ただ、この侵略で、ウクライナは3万くらいの死者が出たことを大統領が発表していて、ロシアの損害はよくわからないが、同じくらいなのではなかろうか。

 

 

そうだとしたら一年で15000人くらいの戦死ならロシアという独裁国家の大衆は耐えられるということだ。

 

 

ロシアの人口は1億4千万程度なので、年間の死亡者数は、日本とさして変わらない、年間180万人程度。

 

 

1.5万の戦死者は、全死亡者の0.8%程度でしかない、だから、大したことないという感じなんだろう。

 

 

それに金にあかして傭兵も使用しているわけだから、ロシア人の死者数はもっと少ないのだろう。

 

 

 

でも、レーニンやスターリンの時代の死者数は何百万とか1千万とかなわけだから、今のロシアは進歩はしているよなあ。

 

 

さすがにそこまでの戦死者が出る分には耐えられないわけだから。傭兵を入れるなどして、人的被害が少なくなるように工夫しているわけだ。

 

 

実はこういうのが歴史の進歩なのだと思う。