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古本屋日誌

2018-06-28 10:23:00

昨日の晩はやはりかなり風があって窓を開けて寝たらさほど寝苦しなかったです。雄猫は家の横の草むらでバッタを見つけて捕まえようとはするものの左手を出すタイミングが遅いので逃げられてしまいましたが、未練がましく何もない草むらをまさぐっていて、愚かしい。

南海電鉄が昭和55年に発行した「南海の駅」を入手しました、全駅の写真は面白いですが、誰の趣味なのが場ふさぎに沿線で作られている土人形のイラストが入っています。住吉の初辰さんの猫、喜々猿などですが仁徳陵の近所で出土した裸馬の埴輪をモデルにした郷土玩具も載っている。ものすごく小さい馬で顔がやたらにでかい。

堺は巨大な古墳が多くてつまりはエジプトの王家の谷なわけだから、もっと真剣に集客を目指したまちづくりをしてもらいたいものだ。巨大な古墳はすぐに発掘して遺物を公開する、墳丘で花見などができるようにする、墳丘上に喫茶店やグルメショップを作る、仁徳陵は盗掘でかなり傷んでいるので客を動員して吹石を張り替える作業をやらせて古墳築造時の姿を回復させる、古墳を作る際に大規模に建てられていた坑夫の宿舎跡を復元して観光客が泊まれるようにして、どうでもいいビルは解体して新しい古墳を作る作業を観光客にやらせる、埴輪を焼く工房を発掘して再建して新しく鳥や相撲取りや大王や家形埴輪を客に焼かせる、巨大古墳には必ず置かれていた陵戸を探し出して復活させてどのように古墳を維持してきたかな苦労話を客に聞かせる、陵戸に伝えられている埋葬の時の祭祀を復元して実施するなどいくらでもできるのだが、まあ堺の人は京都みたいに観光で食っていくんだという気概はよう持たんやろうなあ。

他にも「ブルートレイン全ガイド」「国鉄機関車全ガイド」「国鉄車両全ガイド」「私鉄沿線シリーズ」なども入手できました。興味ある方はおしらせください。