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古本屋日誌
昨日5月3日の憲法記念日、嫁と京阪電車で京都に出向いた。
大型連休真っ最中なんかに、オーバーツーリズムで有名な京都に出向くのはバカげた行動かもしれない。
ただ本当のところはどの程度の混み具合なのか、確かめてみたい感じがしたのだ。
プレミアムカーを予約しようと試みたが、11時過ぎの枚方ではすでに満席。仕方なく5号車に乗る。
特急の混み具合は大したことはなく、扉を入ったところの広めのスペースに屯っている他、通路に満遍なく客がいて立っている程度。
丹波橋駅に着くと、近鉄乗り換えの人がたくさん降りて、2人並んだ座れた。
祇園四条で降りて、四条通を烏丸方面に歩く。晴天だが暑くはないし、湿度も低く、観光日和で、確かに人は多いが、歩きづらいほどではない。
大丸の6階で開催中の町田尚子の原画展『隙あらばねこ』を見た。
大丸はとくに混んではおらず、膨大な原画と絵コンテに圧倒されながら、ゆったり見ることができた。
町田は既に2000年に『子育ての大誤解』のカバーを描いていて、猫をはじめ様々な動物を幻想的なイメージで描く絵本作家だ。
グッズ売り場で絵本や手拭いをこうてから、デパ地下に行き、広大なパン売り場。
ここもいつもの人出くらいで、とりわけ大変ということはなし。
時間は1時すぎとなって、ビールを飲みながら昼を食べたいが、新京極の「キリンシティ」は近いが、スペースがないので、さすがに混んでいそうだ。
四条通を歩いて、河原町通を越したら「ニューミューヘン」がある。しかしここもそんなに広くないから、入れるかどうかわからない。
一番広いのは三条河原町下ルの「ビア サーティー」なんだが、ここは遠いし、経営母体が変わって、以前美味しかったりんごのクリームチーズのせや、あんかけ焼きそばなどのお気に入りメニューがなくなってしまっている。
とりあえず、手近な「キリンシティ」を覗いてみたら、かなり空いていて、テーブル席に案内された。
たらふくビールやらあてを食べて、新京極の「グラニフ」で猫のTシャツを2枚こうてから、てくてく北上して、河原町三条の「ジャンカラ」を覗いてみた。
時刻は2時半。中島みゆきの本人歌唱(コンサートなどで歌っておられるのを拝聴できるのだ)が入っている「ダム」の部屋をリクエストしたら「空いてます」とのことで、2時間たっぷり歌ったり、お聞きしたりできた。
4時半過ぎにここを出て、京阪三条。特急に乗る。
大して乗っておらず、問題なく座れた。
全体としてオーバーツーリズムで辟易するというほどのことはなかったな。