インフォメーション
インフォメ次第
ここ最近はコロナの影響もあり予約以外の入店はお断りしていますが、以前は飛び込みのお客様も時間がかかる事を伝えそれでも良いならと了解を得たうえで入店してもらっていました。掃除は終わらせているものの前菜を盛り付けるのに10分以上かかり、さらにそれまでにある程度メイン料理の段取りもしないといけないので、以前は予約の分だけ前菜を盛り付け提供までの10分間にメインの段取りをして調度良い感じだったと思います。4日連続でうなぎ屋でキレた兄ちゃんの話になりますが(笑)、唯一かばう所があるとすれば店側がオーダーを聞いてからウナギを捌くので時間がかかる事を告知していない事です。しかもコロナ対策で以前より席数を減らし間隔を開けている事もインフォメしていないし、家族連れの8人がお座敷を占領して食べた後も長居して中々席を開けてくれない事も火に油を注いだのかも知れません。もちろん店側はすいませんと申し訳ございませんしか言えないのを分かっていてキレるなんて論外ですが、店側も対策として張り紙をするなり拘りがあるならあるでそれを謳うなり、誰もが2時間待つ事を前提に食事をしに行っていない事も理解しておかないと火でも付けられたらたまったものではありません。フレンチでも肉が酸化するのがイヤでオーダーが入ってから捌きだすような店もあるので、分かっている人は小説を持って行ったりスマホで時間を潰しています。たまにリーマンの昼休みみたいなミスマッチのお客が来ると大変で、サービス業と言うより職人肌の調理師と大体暴言の浴びせあいになります(笑)。自分も出来るだけ怒りたく無いので時間に余裕がある人しか入れませんが、それも交渉力と言うかお互い気持ち良い空間作りを心がければ要らぬトラブルも起こりえないと思っています。
ロスジェネ世代
いわゆる就職氷河期世代の人達をこう呼ぶそうで、バブル世代の自分とは真逆で嫁もこの世代に入ります。聞けば大学生に入学したころから就職募集が減り出し、卒業前には景気は戻ると思いきやご存じの通りそれから空白の20年と呼ばれることになります。当時は就職時期を延ばそうと大学院に行く子もいれば、就職を諦め実家で家事手伝いや花嫁修業と呼ばれる逃げ場がありました。サザエさんやクレヨンしんちゃんのみさえのような専業主婦も普通にいましたが、何故か男性の場合は引きこもりとか無職と呼ばれ、生まれた時期によって不公平感が特に強い世代が今40代になったそうです。40代と言えば働きざかりの脂の乗り切った時期ですが、例えば車の運転でも上の世代も下の世代も下手くそに見えあおり運転をやりがちです(あくまで個人の感想です)。この前うなぎ屋でキレていた兄ちゃんもアニメスタジオに放火した人間と顔も体型もそっくりで、被害妄想が半端ないんだろうと人は見た目である程度今まで生きて来た生業が分かります。人を見た目で判断してはいけないと先生から教わりましたが、それは20歳までの子供の世界の話で大人になれば見た目の印象も就職や結婚に影響があるのは当たり前です。ヨレヨレのスーツや汚れた革靴で面接には行かないし、無精ひげやしかめっ面で取引先に行くバカはいません。40歳にもなれば今まで生きて来た環境が顔に出るし、乗っている単車や着ている服装も自分の趣味嗜好が出るのは当たり前です。バブル世代の事を羨ましく思う人もいるでしょうが、今リストラの対象に合っているのは役に立たないバブル時代に就職した人が対象です。確かに世代的には就職先は選び放題でしたが、それ以外はバブルの時代は国民全体が何らかの恩恵を受けていたと思います。社会全体が浮かれていてお金に無頓着いたいな感じで、貯金などしなくても右肩上がりで給料が上がるので遊ばな損みたいな雰囲気も確かにありました。ロスジェネ世代が一番可哀想だと思うのは、若い時に色んな経験が金銭面で辞めておくかとなってしまった事だと思います。若い時に海外に行ったり大人の世界を経験し恥をかく事が大事で、何でもネットで疑似体験やお金を使わずに出来る事ばかりを優先すると大人になりマナー知らずや恥知らずと呼ばれる事になります。もちろん家の前のスーパーでマスクをしていない客にキレているジジイもいるし、メダルが出ないとスロットのパネルあたりにボディーブローのような台パンをしている若い輩もいます。自分も結構怒りっぽい方で着火は早い方ですが、いつも思うのがキレるなら人を選ぶなと言う事です。自分より体力や立場が弱そうな相手を選ぶのではなく、いわゆるクレーマーみたいになるのは救いようが無いと思います。もし目の前の人間が警察官やその方の職人でも同じことが言えるかと言えば、ほとんどがビビッて何も言えなくなると思います。クズの言い訳が誰でも良かったとか無差別とか言う割には、女性や子供をちゃんと選んでいる輩と同じになるならやめておけと。行くなら行くで国会議事堂に乗り込むなり、事務所に素手ゴロで飛び込むなりシュ―キンペイにコロナの文句を言いに行くなりしろよと思います。サービス業に対してキレて醜態をさらすのではなく、2時間も店の前でウナギの香りを嗅がされたらそら美味いやろと軽い冗談で済ませておけば済む話だと思います(笑)。
平成を駆け抜けた男
考えてみれば生まれや青春時代は昭和ですが、調理師になってからはほとんどが平成時代でした。時代は令和になり自分も50代に入り、夢も希望も叶い野心や野望も無くなった自分がいます。これからは余生とは言いませんが、ある意味集大成と
言うか総決算のような気がします。この前作ったテイクアウト弁当には自分が今までやって来た知識とテクニックが詰まっていて、怒られたり寝る間も惜しんだりリーマンの倍働いたり一つ一つ覚えた仕事の成果でもあります。店の立ち上げ時が一番忙しかったですが、令和に入ってからはのんびりソフトランニングのような状態です。コロナで心が折れて辞めていく同業者が多い中、自分は逆にこんな時だからこそ飲食業を楽しみたいと思っています。有難い事に持続化給付金も審査が通り、今まで35年調理師で頑張ったご褒美のような気持ちで有難く使わせていただきます。と言うのは国民1人あたり貰える特別定額給付金の10万円とは違い、休業要請協力金の10万円と個人店の持続化給付金は非課税では無いので貯蓄に回すと税金が掛かって来ます。中小企業の社長が中古のベンツを買ったり特注のワインセラーを作ったりするのと同じで、使い切ってしまわないと返って損になるので、儲かっている店がキャラクターの石像を作ったり庭園を造ったりする税金対策なのが良く分かりました。自宅兼店舗の最大のメリットは家部分も店部分も共有しているので、例えば庭に葡萄の気を植えるとか芝生を作るのも半分は経費で落とせる事です。写真のウナギを食べる事も接待や勉強名目で落とせるので、子供も初めてのうな重に感動していたようです。子供もこれから不味いウナギを食べる事もあると思いますが、美味しい物を知ってからの不味い物なら割り切って食べる事が出来ると思います。自分のように最初にマズい水や不味い米、真っ赤な缶詰めのサクランボや修羅の国の椎茸やグリンピースを覚えてしまうと、豆や椎茸が嫌いになり本物の味を知らずに好き嫌いが多い人間になってしまいます。自分はせめてたまにしか食べないウナギは美味しいものをと思いますが、おまかせ握り10貫みたいに強制的に入って来るウナギは残さず食べます。それはそれと言うか修羅の国の食材は店で使うのはありえませんが、廃棄する程でも無いし野暮と言うか無粋な事はしたくありません。美味しい物や本物の味を知っていれば妥協は出来ますが、知らずに食わず嫌いになったり何も知らずにこんなものかと食べ続けるのも寂しい話です。
わざわざ2時間かけて岐阜から来た
今日は定休日で嫁と休みが合う日でもあったので、久しぶりに三方五湖までドライブに行って来ました。お目当ては淡水の天然ウナギで、7~8年ぶりの来店に行ける時に行かないと後悔するのはコロナで感じた事です。県内の移動とは言うものの、嶺北と嶺南ではまるで意味合いが違ってきます。京都からツーリングで行ったのが27年前の話で、どちらかと言えば関西からの日帰り旅行者が多い気がします。お店に付いたのがランチタイムギリギリの14時前で、それから1時間外で時間を潰します。店内に入ってからウナギを捌き焼き始めるので、そこからさらに1時間はかかります。店の外で待っているとあまりの待ち時間の長さにブチ切れたのか、店内から一人のライダーが奇声をあげて出てきました。聞けば俺は1人で岐阜からバイクをとばし、2時間ゲリラ豪雨にさらせれてやっとたどり着いたのにこの仕打ちだと。お前らは最低な店だと暴言を吐きまくり、そそくさとバイクにまたがり帰りました。こんな人がネットで悪口を書くのだろうと想像していましたが、店側からしたら岐阜から来てくれと呼び出した訳でもないし、雨が降ったのも預かり知らない所です。こういうタイプの人は店との相性が悪くて、ハッキリ言えば牛丼屋でお湯ポチャの鰻を頼めば10分で出て来るのでウインウインの関係です。5歳の息子でも黙って待ってるのに、寂しい大人だなと哀れに思えました。2時間待った白焼きの味は絶品で、わざわざ嶺南まで足を伸ばしたかいがありました。
試作中
試作と言っても味云々よりオーダーの組み合わせと盛り付けた時のビジュアル確認で、夜な夜な色んなパターンをシュミレーションしています。試作に使うのは手の折れた商品価値が無いスカンピやオマール、少し頭の方の牛フィレや微妙に使い勝手の悪い大きさのポルチーニなどです。試作もタダでは出来ませんが、売り物にはと言う部位を使えばロスにならずにすみます。大体7割方は試作が終わり後は黒板メニューをチョークで書きますが、ネットから黒板が届くのが来月の5日以降なのでその間に試作は終わらせられると思います。昼夜ともアラカルト料理は増やしますが、前からあるランチやディナーメニューも残してありますので、入ったが最後みたいなボッタクリ店で無いことだけはお約束しておきます(笑)。メニューは完成したらホームページの方も更新しておきます。
