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何か久しぶりにいいニュースでした。店を閉めたとか、消費税とか、親がどうとか、あまり歓迎されない話しばかりでしたが、友達のところに第一子が生まれたと聞き喜んでいます。ほぼ同い年なので、46歳で初の子供はおめでたい事です。調理師は給料も安く、修業期間もあるのでなかなか若いうちは生活出来ません。ましてや結婚して子供を持つのはどうしても大学出のリーマンより遅くなります。時代も変わり、今では晩婚化やワーキングプアという言葉もある位で、結婚出来るだけマシかも知れません。とにかく無事生まれて良かったです。
脱サラして飲食業をやる人も多いみたいですが、ラーメン屋などは素人でも手が出しやすいジャンルです。逆に言えばそれだけ成果を出すのが難しいジャンルでもあります。成功したラーメン屋ばかりがテレビに出て、その裏に何倍(何十倍)もの店が人知れず消えています。今日も久しぶりに車を走らせていたら、以前あった店が違うチェーンのラーメン屋になっていました。以前あった店はオープン当日に一度だけ食べに行ったのですが、違和感を感じる店でした。ラーメン屋の定食と言えば、餃子を付けたり炒飯や唐揚げを付けたりするのが普通です。外観は紛れも無いラーメン屋なのに、トンカツ定食や出し巻き定食などがメニューに並び、ミニラーメンが付くわけでもなく、一体何がしたいのかよく分からず、オープン当時から迷走していました。写真を見る限り、業務用カタログで見たことのあるお湯ポチャや冷凍物のサイドメニューで、こだわっている感じもしません。何よりびっくりしたのが真冬のかき氷です。カウンター横に鎮座するかき氷マシンは違和感アリアリで、一体誰が雪のちらつく2月の福井でかき氷を食べたいのか?まだ夏場にオープンして、意外に売れるからそのまま置いてあるのならまだわかりますが、2月のオープンでこれは・・・。ラーメンを食べた後にかき氷を食べたら腹を壊しそうですが・・・(笑)。それ以来二度と行ってないですが、案の定潰れてました。ラーメンだけで勝負出来れば何も問題は無いのですが、それが難しいから飲食業のコンサルタントが口を揃えるのが、素人はラーメンには手を出すなというのが定説です。