インフォメーション
閉店
また近所のイタリアンが閉店していましたが、ここは高級感を打ち出していた割と高めのイタリアンでした。名前は出せませんが例えばリッツカールトンやニューオータニやヒルトンみたいな、まるで高級ホテルのような物々しい名前も印象的でした。深夜からバーもやっていたみたいですが、駅前や片町や大和田ならいざ知らず街のハズレでそんな高級バーって成立するのかと思っていましたが・・。周りにはスイミングスクールや幼稚園にチェーンのスーパーやラーメン店、ファストフードや本屋が並びどちらかと言えば1000円~2000円位のランチがメインのエリアです。自分は仕事柄もありますが食べ歩きが好きな方で、値段や距離など関係無くどこでも行くタイプです。この店は最初から行く気が無かったのはホームページの写真で、コック服のボタンもハメられないアイドルの触覚のような髪型をした人が肉を焼いている写真でした。別に年齢や性別は問題では無く、自分と違い若い時から塊肉を焼ける天才タイプがいるのも知っています。髪の毛が長くてもキッチリ束ねていれば、帽子を被らない坊主の自分と同じで個人的には良いと思います。それでもあの写真をホームページに載せる感覚のオーナーの店なら、またどこかの地主か社長が飲食やりたいと手を出した店だろうと簡単に想像出来ます。若くて可愛い女の子がカウンターで肉を焼いてますよアピールが酷くて、飲食店と言っても夜の大人向けの印象が強い気がしました。その手の人は飲食は素人でも金銭感覚や経営には強いので何故売り上げが上がらないのかと厳しく、何回もシェフが変わったりリニューアルと広告を打ちオムライスやワッフルをやりだしたり迷走します。下手をしたら他所のバーにお金を払う事を考えたら、自分のバーを作った方が早いからなんて道楽もあります。案の定3年くらいでお開きとなったようですが、居ぬきの居酒屋も同じオーナーなのかも知れません(笑)。飲酒運転の取り締まりが緩かった時代ならいざ知らず、車社会の福井でお酒を売りたいなら場所が最重要です。売り上げが上がらず雇われシェフやマネージャーのせいにされがちですが、雇われている方からしたら立地条件を言い出すと言い訳っぽくなるので言いたくはありませんが、本音はこんな場所で酒が売れるかと内心思いがちです。結局やってられるかと次々と人が入れ替わり、悪い噂が立ち人が集まらなくなり閉店コースとなります。そんな話や経験は16歳から飲食で働いていればいくらでもありますが、金は出すけど口は出さないようなオーナーは中々お目にかかりません。
平和
今週は割と暇な日が続き、楽を覚えた月始めになりました。5月の異常な暑さで今年の夏はどうなる事かと心配していましたが、今の所昔の梅雨明け前の感じでホッとしています。大体祇園祭の鉾巡航辺りから梅雨明けして夏が始まるイメージですが、去年は35度オーバーの連発で少し恐い位でした。モスバーガーのドライブスルーを待っている間にあまりの暑さで軽のクーラーが効果なくなり、気分が悪くなって店内に逃げ込んだ事を覚えています。今年も梅干しを仕込む予定なので土曜の丑の日辺りに晴れてくれないと困りますが、何でも程ほどで去年のような灼熱だけは勘弁です。子供も梅のへそ取りをつま楊枝を使って器用に手伝ってくれて、1年でこれだけ出来る事が増えるかと驚いています。国旗も幼稚園でフラッシュ暗算のように覚えているので、家で復習する時に親が答えられないのも情けない話です。アレやアレやと分かっているのに出てこない自分がストレスで、真剣に覚えようとワインの勉強以来マジで取り組んでいます。何とかオセアニア、アジア、北米、南米の48ヶ国は覚えましたが、忘れないように1ヶ月後に嫁が試験してくれるそうです(笑)。48ヶ国と言ってもその中には日本や韓国やアメリカなども入っているので、実質は半分程度覚えればすみますが。特徴の無い国旗を覚えるのが大変で、ペルー、インドネシア、キプロス、キルギス、キリバス等はソムリエ試験の応用で引っかける言葉を作り関連付けて覚えました。1ヶ月後にみんな忘れていたら面白いですが(笑)、語呂合わせのように覚えたものは葡萄の品種や産地なども意外と忘れていないものです。51歳にしてもうすぐ5歳の子供と並ぶのも情けない話ですが、大人になっても勉強する姿勢だけは見せておきたいと思います。この後のヨーロッパは流石に負ける気はしませんが、アフリカ大陸は正直エジプトすら思い出せません(笑)。
仕事
一般の会社員の方と話をしていて、仕事の出来ない部下をどう指導すれば良いかと相談を受けました。今時は暴言やパワハラにもうるさくて、説教や飲みにケーションすら労基に相談されるそうです。飲みにケーションに関しては自分も好きではありませんでしたが、それでも何回かは仕事終わりで付き合った事もあります。今から考えると有難い先輩だったと思いますが、若い時は素直に聞き入れられなかったのも事実です。何度教えても仕事を覚えられないらしいですが、本人はやる気を見せているので返ってタチが悪いです(笑)。色んな仕事があって向き不向きみたいなものもあるので転職するなら早いうちですが、どんな仕事でもコミニケーション能力が無いのは致命的です。出来る仕事はある程度限られてきますが、職人気質みたいな人なら黙々と1人でやれる仕事もあります。結局向いてないなら辞めさす方向に持って行くのが先輩の役目ですが、調理師の場合は一般社会と違うのであまり参考にならない事を前提で色々話させてもらいました。調理師の場合若い時にどこで働くかが重要で、何店舗かキャリアを積んでシェフで呼ばれるか自分で店をやるかです。誰でも知っているような有名ホテルや有名レストランに飛び込む根性がある時点で、ある意味意識の高い調理師が集まって来ます。それでも一生ホテルに勤めるなんて人は少なくて、バブル期なら課長や次長など役職を付けて残れる人もいましたが。会社員ならそうコロコロと会社を変える訳にも行きませんが、調理師の場合どこにいようが自分の腕が全ての個人事業主みたいな感じです。自分も京都から福井に来てもやる事は同じですし、そこまで行くのにどれだけの調理師が辞めて行ったかと思います。辞めさせられた人間もいる一方で、仕事も出来るムードメーカーみたいな人ほど対価が見合わないと自ら転職して行きました。あれだけのコミニケーション能力があればどんな仕事をしても成功すると思いますが、手先が器用で人間関係が不器用なタイプの人間は調理師に良くいます。自分も若い時に仕事を教えてもらいましたが、厳しいながらも蹴られたり殴られたりは流石にありません。どんなデザート作りも1回目は自分の休憩時間を犠牲にしてまで教えてくれる先輩がいましたが、その方も若い時はヤンチャでバイトはテキヤしかやった事が無かったと(笑)。1回目は手取り足取り教えてくれて分からない事は全部教えてやると理論的に説明してくれ、2回目は1人で全部作って見ろと言われていました。全て質問したつもりでも2回目に1人でやると問題が出てくるので、そこで解決して3回目からは独り立ちして作れるようになれと。教え方もうまいしキレたら恐ろしい先輩だったので、必死にメモを取ったり自主練したりで怒られることはありませんでした。自分も手先の器用さには自信がありましたが、不器用でカンの悪い後輩は外に掘り出され帰れと蹴られていましたが(笑)。それでも帰りませんと食らい付いて意欲を見せるまでは良いのですが、また同じミスの繰り返しでその後が続かないので結局調理師自体辞めてしまいました。会社員の場合帰れとか辞めてしまえなんて言える訳も無いので教える方も大変ですが、はっきり向いてないって言ってやる事も優しさだとは思います。可能なら面接の段階で違和感を感じた人間を消去法で採らない事と、消去法でしか人を選べない企業に自分がいる事を理解しておかないといけません。誰でも知るような一部上場企業なら優秀な人間が向こうから来てくれますが、ある程度の人を根気よく育てるのも自分の修業と言うかスキルアップだと思えばあまりグチグチ言わなくても良いのかも知れません。最近の若いヤツはとか時代が違うなんて言うのは教える側の言い訳で、育てあげるのか辞めるように持って行くのかを教える側がハラを決めないと、中途半端に接しては誰も得しないと偉そうですが話させてもらいました。
