台風も過ぎ去って今日の福井は見事な秋晴れです。あちこちで食の祭典やイベントなどが行われています。うちの店も何かしらやろうかと思案中ですが、とりあえずチラシを作ってからこの場で紹介させてもらいます。最近は便利なサイトもあるので、素人でもそれなりのチラシが作れるみたいです。来週までには作れると思いますが、イベントの内容はまだ未定です。デザートサービスか割引チケットか、三割引かドリンクか、次回に使えるサービス券か何かしらにしようと思います。

禁止された事は守らなければいけませんが、案の定というか常連に生レバーを出していた店があるようです。法律が出来たときから必ずおこるだろうと思っていましたが、頼む常連も店側もアウトです。最初は少数でも、あそこは生レバーが食えるとすぐに噂が広がってしまいます。逮捕されるリスクを背負ってまで店側が出す理由も無いですし。もともと生用の肉など昔から存在しないと業者にも聞きました。新鮮なら生でもいけるし、危ないと思えば火を通すのは魚も同じです。店側の判断でそこは任されていたものが、食品衛生法で禁止されたのならそれは守らなくてはなりません。業界の人間なら食べる方法はありますが、それを店で出すから問題になるので、個人で食べるものまで法律で禁止されるわけもありません。たいがいの店は新基準ユッケや馬刺しで代用しているみたいですが、個人的にも生レバーが復活する日を望んでいます。生レバーのO157やカンピロバクターをある方法で減らせるみたいな事を夢の扉か何かテレビでやっていたような気がするんですが、まだまだ実験段階かもしれません。

今のところ福井ではアベノミクスや東京オリンピックや北陸新幹線の恩恵もなさげです。金沢は2015年に長野新幹線から繋がって東京も行きやすくなり、逆に東京から観光に来てもらう事も多くなるでしょう。そこからローカル線で福井に足を伸ばしてもらえるかは疑問です。一応福井にも新幹線が来る事は決まったみたいですが、ネットを見てもはっきりいつとは書いてないです。オリンピックに間に合うようにアピールしてはいるみたいですが・・・。下手したら東京～名古屋のリニアのほうが先かも知れません（笑）。一極集中で便利なのは結構ですが、地方は過疎化や高齢化が深刻で元気が無いように感じます。反面いいところもあり、人が少ないので犯罪や事故に巻き込まれる事も少ないし、学生の学力が高いのも遊びの誘惑が無い環境も大きいと思います。車が無いとどこにも行けないので、免許の無い子供が親の機嫌を損ねないように気を使うのはアメリカの田舎も同じだと聞きました。福井に新幹線が来ても自分には乗る用事は無いですが、経済効果で福井が元気になるなら早く来てもらいたいものです。

火曜日に試飲会に行ってソムリエさんと色々話しをして来ました。店ごとのワインの提供の仕方や値段のつけ方など参考になりました。個人輸入しているワインは別ですが、今は名前とビンテージさえ分かればスマホで簡単に値段が分かるのでボッてる店はすぐ分かります（笑）。個人的にもセラーで長年管理されたワインでは無く、すぐ飲むならネットで買って家のみで充分だと思います。店ではカラフェで飲み比べやワインカクテルなどの提供の仕方も可能です。パックワインの試飲も初めてしましたが、味わいやコクもバカにしたものではありませんでした。煮込みやソースの核には返って向いているかも知れません。この店は毎年ブルゴーニュのオスピストトボーヌで行われているワインの慈善事業に参加していて、エチケットの裏にも店の名前が入っています。試飲会にも多くの成熟したピノが出ていて、久しぶりに紅茶やマッシュルーム、枯れ葉や土の豊かな香りを感じ取れました。うちの店は2500円均一なので値段的に置けないのがストレスですが、個人持ちの裏リストで対応可能だと思っています。