少し前に自分の好きな店ばかり閉店するとぼやいていましたが、好きな中華料理店が20日で閉めると聞いて夜に食事に行って来ました。オーダーが落ち着いた時に少しオーナーさんと話しが出来ましたが、やはり移転は無しで完全に辞めるとの事でした。67歳で奥さんと息子さんと3人で店をまわしていました。カウンターに座ったのですが、厨房もピカピカに磨かれていて、何より家族が笑顔で仕事されているの良かったです。家族経営の店だと結構暴言をはきあったり、ナアナアな関係でお客さんを見てなかったりと、あまりイタダケナイ店もある中、真剣勝負の仕事の中でも笑顔でやるというのはなかなか口で言う程簡単ではありません。自分も何歳までコックを出来るのかなんて考えたくも無いですが、笑顔で仕事が出来る程何もかもやりとげた感じで終わりたいもんです。まだまだ怒りのエネルギーの方が上回っていて、人としての修行が足りませんが・・・（笑）。

さすがに12月は遊んでいるヒマは無く、月曜日でも午前か午後はずっと仕込みをしています。休みの日に通しでやるのはイヤなので、めどがつきしだいトレーニングジムで体を絞るようにしています。仕事の汗とはまた別で、風呂もサウナもついているので快適です。前にも書きましたが、1人でやっているとダブルチェックがかからないので、発注や仕込みのミスが無いように気をつけています。仕事場にいると気が付かない事もサウナで気が付いたりするので、時間が無い中でも気分転換するようにしています。それにしても仕込み終らんな（笑）。年いって頭の回転遅くなったかな（笑）。

12月はデザートがよく売れるような気がします。料理関係の仕込みは営業しながら出来ますが、デザートは全く別物なので一旦片付けてからにしています。

勝山野菜のほんの一部です。白菜やカブも寒いと凍るのを避けるため、自ら糖分を出します。寒暖差の激しい勝山は、福井市内より野菜が美味しいような気がします。もちろん作り手や土壌で変わるのはワインも同じです。そう言えば酒屋の付き合いで買ったヌーボがまだあるので、今日は夜な夜なやっつけようと思います(笑)。

ミツと酸味、食感のバランスが抜群な青森のリンゴです。お取り寄せの値段は普通の3倍以上しますが、それだけの値打ちがあります。夜のデザートに使えるようなら考えてみます。