オリーブ油にニンニク、鷹の爪、タイム、クミンシードの香りを移し、キャベツを入れて白ワインビネガーをかまし、蓋をして1分ブレゼすれば出来上がりです。

5日の木曜日と伺っていた予約が昨日の3日の火曜日で、言い間違えか聞き間違えかなんて水掛け論です。兎に角料理を出すのが遅くなって申し訳なかったですが、衰えたのか今まで1回もミスした事は無かったのに少し残念です。以後気を付けて予約を取ろうと思いますが、ダブルブッキングで席が無いなんて事にならなかったのは不幸中の幸いでした。

この前空き時間を利用して子供とプログラミング教室に行きましたが、参加費が僅か100円で出来るのも市が運営している施設だから可能なお値段です。児童館にも教室はありますがそちらは良いお値段で、これ以上習い事の予算が無い自分に取って100円は助かります。ネット予約のみで受付から1分で定員になる人気振りで、今回タイミングが合いラッキーにも参加出来ました。最初はグダグダ文句ばかりの子供も、いざ始まると夢中でタブレットからレゴの車に指示を送っていました。小さい頃からスマホやタブレットに触れている今の世代は、知らない所は極力触らない自分とはまるで飲み込むスピードが違います。12月にも2回あるそうなので予約が取れて、タイミングが合えば参加したいと思います。

今日は定休日なので夜な夜な起きてユーチューブを見ながらの晩酌です。最近のお気に入りはさっぽろビールのゴールドスターですが、ジャンル的にはリキュール類なのか350㎖缶で130円と割安で、エビスのホップと黒ラベルの麦芽の謳い文句は伊達では無い味わいです。あまり飲み過ぎても痛風が怖いのでサントリーの角ハイボール9％に切り替えて、調子が良ければ白ワインを飲みながらの夜更かしです。先週の金曜日は無事に運動会も開催されて、一昨年は直前にコロナが出て中止になり、去年は学年を3つに分けて密にならない開催を思えば完全な形で見るのは4年ぶりです。声を出しての応援があるか無いかで雰囲気も変わり、子供達も楽しそうに走ったり踊ったりしていました。去年は出れた学年の代表レースは今年はダメだったみたいで、また走り方をユーチューブで勉強して教えてやらないと行けません。成功体験があるから楽しくなり、楽しいからまた頑張って成功する良いサイクルに入れてやれればと思っています。最近は勉強しろと言わなくても勝手にやるようになり自分も楽になりましたが、やっと基礎が固まっただけでこれからさらに伸びられるかどうかは本人の努力+環境や出会いなど色んな要素があると思います。人生100年時代と言いますが実際は10歳までに基盤が決まり、振り返れば自分も小学4年生くらいで勉強の出来る子出来ない子は決まっていたような気がします。殆どがそのまま中学高校ともカーストは変わらず、たまに偏差値が低い子が猛勉強して東大へなんて言うのは、レアケースだからニュースになったり本になるのがその証です。自分もそうでしたが何故勉強しないかと言うと、分からないから楽しくないし楽しくないからやらないし、やらないから余計分からなくなる負のループ。一方で自分の趣味や仕事に関わることは調べたり勉強したりするのに苦痛が無いのは、好きな事なら誰に言われなくても自分からやるし情報も取りに行きます。スポーツでもゲームでも勝てば楽しいし、負ければ悔しくてもっと上手くなって勝ちたいと誰もが思うはずです。学校の勉強も同じで好きになってしまえば良く、クラスで1番になる成功体験や理解出来た時の嬉しさを味わってしまえば、ドーパミンかアドレナリンか出て辞められないと思います。兎に角子供は褒めて伸ばすのが一番で、叱るのは人を傷つけたりした時だけで十分です。行儀が悪かったり約束を守らなかったりは叱ると言うより注意で、何故だめか理路整然と説明してやらないといけません。黙って親の言うことを聞いていればなんて親は、子供が年頃になって口が立つようになるとかなわないし相手にもされなくなります。努力は宝くじと同じや知識が無いと大人を楽しめないなど良く子供に言いますが、世の中のしくみが分かってくればもう少し詳しく説明してやるつもりです。努力せず大人になってふと周りを見渡すと、当りくじの入っていない売り場しか無い可能性もあります。憧れの職業や人物がいれば目標になりやすいですが、少なくとも料理を作る事には全く興味が無いようです(笑)。自立する時に困るので最低限の基本は教えてやるつもりですが、後を任すとか調理師になって欲しいとかは全くゼロで、本人の好きな仕事に就いてくれたらそれが調理師でも何も言う気はありません。中学受験で高志中を目指すか、目の前の中学校に行って嫁と同じ高校を目指すかも要相談ですが、5教科で450点以上なんて自分は出来なかったので強制するつもりはありません。頑張って努力して大学まで行って欲しいですが、出来ればどこでも良いので県外へ行って見聞を広げて欲しいです。一生福井県から出ずに井の中の蛙みたいな大人も沢山いますし、逆に出る事で福井の良い所も悪い所も見えてくると思います。県外へ出たら福井弁なんて福井県出身者も喋って無い事を知らないと恥をかくだけで、外から福井を見て帰ってくるなりそのまま住み着くなり自由にしたら良いと思います。いつまでも親離れ子離れ出来なくてスープの冷めない距離にいる親子もいますが、親も子供も自分の所有物じゃ無く一人一人が自立していないと関係がいびつになります。親が大切だとか子供が可愛いのは当たり前でただ依存したいだけの言い訳でしか無く、子供が成人して仕事を持ち出し社会と関わりだしたら、社会的に成功しようがどこかで野垂れ死のうが個人の問題です。親は子供が常識や知識や健康的な体を持って社会に出て行けるようにアシストしてやるだけで、いつまでも子供扱いしたり親の威厳がどうとかは昭和で終わりにしないといけません。子育ての先輩から一つ注意されたのは、出て行けと言えば言うほど実家に居たがるので、そこは上手く自立させるようにしないとと教えてもらいました。4月にUSJに行ったばかりですが次はいつ行くのと聞いてくるので、福井から行くとなるとその都度交通費と宿泊代で年に何回も行けないよと説明して悲しい顔をされましたが現実です。関西の大学に入れたら年間パスポートで毎日散歩代わりで行けば良いとアドバイスしましたが、これで自然と県外に憧れるようになってくれればシメたものです(笑)。

キンモクセイの香りと共にやって来る値上げラッシュの月ですが、意外にも真夏では無く今月が食中毒の多い時期になります。細菌性とウイルス性が同居するこの時期は、食欲の秋や行楽日和も重なり外でお弁当を食べる機会も多くなります。作り手側のやる事と言えば決まっていて、付けない、増やさない、やっつけるの3つが重要です。手荒いや手袋の使用や衛生管理でそもそも菌を付けない事。冷蔵庫や氷の活用での温度帯管理で、中途半端な温度帯を避け菌を増やさない事。火入れや中心温度管理の徹底で、HACCPを活用し菌をやっつけてしまう事。どれがかけてもリスクが高まりますが、キャラ弁を素手で作っていたり、汚いまな板で調理している映像等を見るとまだまだインフォメが足りないのかも知れません。お寿司も昔は殺菌効果でワサビが当たり前でしたが、今は家族で行く事が多くサビ抜きがデフォになっています。梅干しやシソなども昔の人の知恵ですが、洋食でもビネガーで締めたり足の早い素材は生は避けるなどやり方は色々あります。プロのドライバーが安全運転を心がけるように、調理師も正しい知識で衛生管理を徹底するようにしないといけません。